木造建築専攻
卒業生の進路
卒業生インタビュー
20周年記念事業

上野 浩一 -人生の転機にアカデミーがある-

これからの設計士は何をすべきか

卒業生紹介

プロフィール

森林文化アカデミー 木造建築専攻14期生

1981年名古屋市生まれ。

質問1)アカデミーに入学を決めたきっかけは何ですか?

人生には思いがけない転機が訪れます。
わたしの場合、体調を崩して仕事を辞めて、新しい働き方、生き方を模索している時期に、アカデミーの存在を知りました。
大阪の建築家で、三澤康彦さん・文子とご縁があり、MOKスクールの岐阜ツアーでアカデミーを訪れたのがきっかけです。
32歳で木造建築を学び直す決断をしましたが、悩み、迷った末の入学でした。

質問2)アカデミーの学生生活で印象に残ったことは?

自力建設は、反省も多かった分、強く印象に残っています。
今でも、「あの時ああすれば良かった」などと、思い返すこともあります。(苦笑)
林業、山村、ものづくりなど、他講座のみんなと一緒に、進めた工事は、特別な時間でした。

質問3)今の仕事のやりがいは何ですか?また、今の仕事を選んだ理由をお聞かせいただけますか?

2回目の仕事は、「人」で選びました。
尊敬する三澤康彦さん・文子さんに師事するかたちで、Ms建築設計事務所に入所しました。

質問4)アカデミーの学びで役に立ったことは何ですか?

木材に関する基礎知識を学ぶことができたのは、大きな収穫です。
大学の建築学科とは違うアプローチで、専門性を深めることができました。
アカデミーでは、良い意味で建築は主役ではなく、設計に対する考え方も、柔軟になった様に思います。

質問5)今の仕事で意識していることは何ですか?

修行中の身なので、とにかく基本に忠実に、いつも真面目に、相手の期待以上の仕事をするように心がけています。
「これからの設計士は何をすべきか」
将来的に、お世話になったアカデミーの皆さんとも、仕事でご一緒できればと思います。