木造建築専攻
卒業生の進路
卒業生インタビュー
20周年記念事業

八代 麻衣 -固定概念や枠にとらわれない発想や行動力が大切-

プロフィール

森林文化アカデミー 木造建築講座16期生

1987年生まれ 岐阜県出身 岐阜大学教育学部卒業後、団体職員6年間勤務

2016年 森林文化アカデミーへ入学

現在、一新建設株式会社(http://www.isshin-k.co.jp/)に勤務

 

 質問1)アカデミーに入学を決めたきっかけは何ですか?

漠然と過ごしていた社会人時代、「このままでいいのかな」という思いから、自分の好きなことで人の役に立てたら、と別の道を考え始めました。

当時興味のあったことはインテリアと植物で、どちらにも関わることのできる建築という分野を学びたいと、いくつかの専門学校や大学のオープンキャンパスに参加しました。数ある学校の中で、アカデミーはとても印象に残りました。幅広い世代が集まる学内、緑いっぱいのキャンパス、個性豊かな先生たち。ここでなら自由な雰囲気の中学べるのでは、と思い入学を決めました。

質問2)アカデミーの学生生活で印象に残ったことは?

建築以外の分野を森という共通点を通して学んでいる経歴の様々なバラエティ豊かな学内の人々との共同生活そのものが、アカデミーでの学び全てだったと思います。そのような方たちとの交流は非常に刺激となり、固定概念や枠にとらわれない発想や行動力が大切ということを知りました。

質問3)今の仕事のやりがいは何ですか?また、今の仕事を選んだ理由をお聞かせいただけますか?

先述の通り元々は内装に興味がありましたが、自力建設を通して、どのように建物が建っているのか?どんな材料がどのように使われているのか?その過程を目の当たりにしたことで、施工に興味を持つようになりました。そこで、就職先には設計と施工の両方を行っている地元の工務店を選びました。

質問4)アカデミーの学びで役に立ったことは何ですか?

1年生での自力建設、2年生での改修に関わる授業は非常に実践的で、妄想を現実にするために必要な材料や予算、方法や手順などのシビアな目線を学びました。机上の空論ではなくいかに効率よく実現するか、そのことを念頭に計画しようとする姿勢は今の職場でそのまま活かされています。

質問5)今の仕事で意識していることは何ですか?

お客さまの家族構成や提示されている要望など、表面の情報だけでなく、家族との関係性や本当の好みなど、その人を形づくる様々な構成要素に着目して、心から満足していただける家づくりに貢献していきたいです。