木造建築専攻
卒業生の進路
卒業生インタビュー

富張 信司 -木造建築から森林資源活用へ-

森を再生し、森と暮らす。森林資源を活用した産業と、雇用の創造。

卒業生紹介

プロフィール

木造建築講座 9期生

特定非営利活動法人 日本の森バイオマスネットワーク
株式会社 サスティナライフ森の家
特定非営利活動法人 しんりん
株式会社 ウェスタ

質問1)今どんな仕事をしていますか?どこにやりがいを感じていますか?

現在は、森林資源を活用した産業と雇用の創造をテーマに仕事をしています。
山から出た木材がカスケード利用され、余すところなく使い 切れるよう林業から、素材生産、建築、家具、バイオマスエネルギー事業などの業務に携わっています。
また、グループ団体に自然学校や森 の幼稚園があり、森林を活用した環境教育とも連携し、森林や森林資源に興味を持っていただくイベントを行っています。
森林の有効活用を実践している人たちと共に仕事をし、胸を張って人に勧めることができる仕事だとやりがいを感じています。

質問2)アカデミーに入学しようと思ったきっかけは?

専門学校卒業後、住宅メーカー家を建てる工務店で現場管理をしていまし た。
その際、新建材(木の柄のシートを貼ったプラスチックなど)が多く使わ れている事や、日本全国同じ様な家が建つ事、30年程度で建て替えられる事などに疑問を感じていました。
なにより自分が住みたいと思える家ではありませ ん。
そんな中、木造建築を基本に建築文化や素材生産等に特化した本校を知り 入学しました。

質問3)今後は何にチャレンジしていきたいですか?

仕事では、自ら提案・発信を行えるように、森林に関わる色々な仕事に首を 突っ込みながら、体験し成長していきたいです。
また、プライベートでは「森林資源と共にあるライフスタイル」を自ら考 え、木地師をしている妻と実践していきたいです。
森林と地域と自分たちが繋がり、豊かな暮らしを提案していけたらと思っています。

最後にひとこと

林業、建築、木工に携わりたい人、少人数ですが夢を持った人たちが集まります。
今後の人生を豊かにする人脈 もできます。
森林に関わる知識がどんどん学べ、自分の目標に向かって成長できる本当に楽しい学校ですよ。