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2022年06月11日(土)

竹プロジェクト

皆さん先日は、自力建設のプロポーザルにご参加いただきありがとうございました!

さて今回はプロポーザルの中で紹介した真っ直ぐな状態の竹がどのように作られたのかご紹介したいと思います。

最初に「ろうきん」さんの管理されている美濃市古城山環境保全モデル林にてクリエーター科の建築専攻1年生と森林環境教育専攻1年生に協力してもらい竹を切りました。

林業経験もあり今回棟梁になった坂井梨奈さんの指導の下、安全に竹の採取を行っていき、竹材の調達は完了。竹を1m感覚に切った後に丸い状態の竹を6分割にする器具を用いて竹を分割後、節の出っ張りを可能な限り取り除き、下準備は終了です。

 

いよいよ、竹を真っ直ぐにする工程です。

5/19〜20の二日間で4回試作を行い、今回採取した竹を全て真っ直ぐにしていきました。今回の試験にあたっては吉野先生にご協力いただき、製材棟にある「ホットプレス」を使用して竹を真っ直ぐにしていきました。

最初の1回目は130℃で竹に熱を通し、その後プレスをかけていきますがプレス機が竹をプレスした時にミシミシと音を立てて割れが入っていました。その後試しに180℃で一気に熱を通しましたが水蒸気爆発を起こすと共に竹も炭化する寸前のような仕上がりになってしまいました。

2回目以降は180℃では温度が高すぎるということで、160℃で1時間程熱を通してからゆっくりとプレスをしていきました。今度はミシミシ音を立てずにうまく圧がかけられているかも…

プレスしてから1時間30分後にプレス機をあげると綺麗に真っ直ぐ仕上がっていました!感動……!!

この写真は左から、元の竹の状態、プレスがうまくいった竹、プレスが失敗した竹となっています。こうしてみると歴然の差ですね。

4回目の頃には安定して竹をプレスできるようになっていました。

 

今回は竹を集成材にしたいという無謀なお願いをした形で始まった竹のプロジェクトですが、いよいよ竹を真っ直ぐにできたので次は集成材にする工程をやってみたいと企んでいます。

竹プロジェクト一体どうなる…!?

 

今回は吉野先生に2日間つきっきりでご指導ご教授いただきました。

改めてここに感謝申し上げます。

 

クリエーター科1年 木造建築専攻

中川弥紗