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2022年11月24日(木)

立命館大学の建築学生が見学に来ました

アカデミーに、立命館大学大学院理工学研究科環境都市専攻の建築環境・設備研究室の学生が先生と一緒に施設見学に来ました。

総勢25人!

大学生視察1

晴天のmorinosを楽しむ大学生たち

大学の建築系学部では、木造で建物をつくるための授業はまだまだ少なく、RCの建物でカリキュラムが組まれています。
アカデミーの木造建築専攻は、木造に特化した学びが二年間じっくりできる唯一の学校です。
国土交通省と林野庁は国産材利活用や炭素固定の観点からも公共建築の木造化をはじめ、
地域材利用促進の補助金や、RCの内装木質化など多岐に及ぶ政策で、木造建築を推進しています。
その影響もあり建築メディアは連日木造建築の新しい試みの話題でいっぱいです。

その影響か、在学中に木造建築に興味が出たり、先生がこうした木造建築の先進事例を見学したいなどの理由で、大学からの視察が多くあります。

大学生視察2

内部もじっくり見学。先生からは建築法規の質問が。さすが専門性の高い鋭い質問でした。

大学生視察3
「ムシノス」にも興味津々。

この日は北川原温設計による本校舎と、アカデミーで設計したmorinosを中心に、
自力建設をはじめとする木造建築専攻の学びを伝える建築ツアーを2時間程度実施しました。

たった2時間の間に、自力建設5棟、林業機械学習棟、森の情報センター、森の工房、morinosと、かなりの情報量になってしまいましたが、誰も退屈させることなくツアーができたかな?と思います。

木造建築に興味があり、設計者を目指している大学生は、いつでもアカデミーに見学に来てね!

 

木造建築専攻教員:松井匠