松井 匠
講師
専門分野 | 木造住宅の設計「木組の家づくり」 古民家の再生 空き家対策 ものづくりにおける美術の基礎 グラフィックデザイン |
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最終学歴 | 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 版画専攻(銅版画クラス) |
研究テーマ | ・郡上八幡空き家プロジェクト ・ものづくりにおける美術の基礎 ・情報発信とグラフィックデザイン |
経歴
東京都中野区に生まれる。公園に行くと地面に枝で絵を描く子供だった。高校二年のときに、もっと絵が上手くなりたいと思うようになる。
東京芸大を目指し美大受験浪人。毎日絵を描きながら、アルバイト先のビデオ屋で映画を借り年間300本ほど鑑賞。バックパックでインドへ行く。
多摩美術大学絵画学科版画専攻に入学。銅版画クラスを選択。
卒業後、父が経営する東京都中野区の建築設計事務所で「木組の家」の設計に携わる。「民家に学ぶ木組の家づくり」を通して、都市計画、山林の保全、一本の手摺のデザインまで、社会を具体的に変えていく仕事を経験する。建築実務の世界で11年間過ごし「木組の家」
一般社団法人ワークショップ「き」組監事に就任し、松井郁夫建築設計事務所事務所と並行して
勉強会「木組のデザイン」ゼミナールで講師を務め、建築実務者を対象にデッサンや家づくりを教える
2017年、森林文化アカデミーに木造建築専攻の講師として就任する。
木造建築と、クリエーターになるための美術の基礎、情報発信を教える。
専門分野への思い
・日本中にある空き家をどう直していくのか。伝統的な技術と文化を失わせることなく性能を向上するためにどう設計するか。何がいま美しいのか。
そんなことを考えながら木造建築と関わっています。
・“誰か”にとって“意匠と性能のちょうど良い塩梅”を探し続けることが、良い建物をつくることだと思っています。
・「審美眼」は、設計やものづくりを生業にする人間にとって大切なことです。絵を描くことはその基本ですが、あまり本格的に習う機会はなかなかありません。才能と関係なくある段階まで「技術」として習得できる「審美眼」を、教育の一環として成立させたいと思っています。
・いいものってなんでしょうか。クリエーターってなんなのでしょうか。アーティストとデザイナーって何が違うのでしょうか。それを説明できるようにいつも意識しています。
資格
・二級建築士(埼玉建築士会)