2025年06月10日(火)
里山キャンパス プロジェクト実習(第4回目)
<2025.5.22> 里山キャンパスプロジェクト実習 第4回目
「羽釜でご飯を炊く、に挑戦したい!」という1年生。チャレンジは大歓迎です!
早速みんなでアイデア出し。ご飯を炊くので、朴葉も採取したい!となり、学内でどこに朴葉があるか、保全と利用の観点からどう採取するかなど、植物生態学の観点から柳沢先生といっしょに採取に向かいます。
火起こしは、2年生から1年生にレクチャー。初めての羽釜での炊飯でしたが、見事、きれいに炊きあがりました。
「朴葉でご飯を包むときは、ご飯が熱いときに包んで香りを移す」など、里山の文化についても知ることができました。
並行して、2年生が同じく直火で肉じゃがづくり。
桑の実を採ってジャムにする学生も。季節の恵みのいただき方は自然とつながる暮らしの基本となりますが、こちらも学生主体で学びが進んでいきます。
フィールド整備では、雨水タンクの設置。廃材を利用した土台づくりをしました。
その設置場所では、土台の基礎を置きながら、水がたまりやすい土壌にどう対応するかの検討が行われました。
この実習は、予定通りや計画通りにはいかない、実践的な学びの連続。まさにアクティブ・ラーニングが常に続く学びの場なのです。
<森林環境教育専攻 小林>