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2018年01月17日(水)

「林業の方々尊敬します!」森ママ森パパ講座 チェンソー体験参加者の声!

森のようちえんやプレーパークなど、森林空間の活用が増えてきた中、指導者やお父さんお母さんと森との距離、そして同じ森林空間で古くから行なわれてきた林業との距離を縮めようと今年からスタートした「森ママ森パパ養成講座(連続講座)」。「手道具で山の木を伐る」という第一回目の体験に続いて第二弾「チェンソー体験」が1月13日に開催しました。

今回も講師役は原島先生と伊佐治先生、そしてサポートスタッフとしてアカデミーで林業を専攻している学生3名(鈴木さん、松井さん、須藤さん)が講座を支えてくれました。参加者10名に5人のスタッフとはなかなか贅沢な講座。でもチェンソーって便利な反面、使い方を間違えるとそれだけ危険な道具でもあるんですね。だから手厚いフォローが必要(特に初めての人)なんです。

午前中はまずチェンソーの仕組みや、どんな危険があるか、安全な使い方、防護服等についての講義をたっぷりと行いました。初めて近くで見るチェンソーを目の前に、皆ピリッとした表情で真剣に講義を聴いてました。防護服を着て、エンジン始動やブレーキの練習を徹底的にしたところで午前中は終わり。

いよいよ午後はチェンソーの色々な使い方を丸太を使って練習です。2人1組になって輪切りからスタート。私ナバは、隣で同時開催している週末プレーパークとの会場を往復しては様子を見にいっていたのですが、はじめ恐る恐る使っていたお母さんも、後半は随分と慣れた感じでリラックスしながらチェンソーを使っていました。ママもパパもやる〜う!

最終的には、面取りやブラッシングなどの技術を使っての丸太椅子づくりに突入。当初はみんな最後まで大丈夫かなと心配もよぎりましたが、終了までに全員丸太椅子が完成!

使い終わったチェンソーを解体して掃除をしたところで、ふりかえりとなりました。

「林業現場の人の大変さやスゴさが分かりました。尊敬します!」
「いつも見ていただけですが、実際に山で仕事している人が何をしているかが分かりました」
「ホームセンター等で普通に手に入る道具でありながら実はとっても危険な道具であることを初めて知りました」
「危険な道具でありながら、使い方をしっかりと覚えれば便利なものであることを体感!」
「最初は怖々でしたが、やり方がだいぶわかってきて面白くなってきました」
「普段見ることのないチェンソーの中身を分解&組み立てすることができて良かったです」
「林業にたずさわる仕事ってかっこいい!」
「楽しい!」「時間が足りない!」

などなどありがたいコメントをいただきました。

単なるチェンソーの安全な使い方講習やクラフト講座ではなく、普段あまり接点のない人たちと「林業」とをつなぐことができたことが、主担当として嬉しく感じました。指導してくださった講師の先生方、そしてサポートと終了後のチェンソーの目立てをしてくださった学生さん、本当にありがとうございました。いよいよ次回は最終回。みんなでイメージしたものをチェンソーで作ります。お楽しみに。

 

なんちゃって先生
萩原ナバ裕作