ツリーシェルター撤去に関する現地検討会(森林整備育成委員会)【岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム】

現地検討会の様子
6月9日(火)、森林整備育成委員会は岐阜市山県岩の早生樹試験地において、ツリーシェルター撤去に関する現地検討会を開催しました。
森林整備育成委員会の前身である「保育の合理化ワーキンググループ」では、平成30年度から県内各地で早生樹(コウヨウザン・センダン)の試験植栽を実施しており、岐阜県森林研究所の協力を得ながら、成長状況や管理手法について継続的な調査・検討を行ってきました。
今回の検討会は、植栽から一定期間が経過した令和元年度植栽地を対象に開催したものです。
当日は、植栽木の保護に使用してきたツリーシェルターについて、撤去の必要性や適切な撤去時期の判断方法を現地で確認しました。また、実際に撤去作業を行い、必要な作業人数や作業時間の目安を把握することで、今後の施業計画の検討や効率的な森林管理に資する基礎データの収集を行いました。
さらに、岐阜県森林研究所の研究員から助言を受けながら、ツリーシェルターの効果や撤去時期の考え方、判断に当たっての留意点などについて意見交換を行い、今後の管理方法の改善に向けた知見を深めました。
参加者からは、「コウヨウザンの枝葉が鋭く、作業中に痛みを感じた」といったコウヨウザン特有の特徴に関する意見や、「支柱が根に絡まっており、抜き取りに時間を要した」といった撤去時期に関する課題が挙げられました。また、「筒型のツリーシェルターは、自転車の廃タイヤを利用したゴムで束ねることで、一度に大量に運搬できた」といった作業効率化に関する知見も共有されました。

撤去作業中の様子

ツリーシェルターをゴムで束ねた様子
森林整備育成委員会では、今後も早生樹の成長状況や管理手法について継続的な調査・検討を行ってまいります。
岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム 事務局 西村