【授業報告】近所の木材関連産業を訪問しました③~後藤木材㈱須衛工場~
エンジニア科1年生の授業で、「アカデミーの近所で、木材流通の川中から川下までを学ぶ」というのをコンセプトに、3つの会社(工場)を見学させてもらいました。
※1~2社目の見学については以下リンクを参照
見学の最後は、各務原市にある後藤木材㈱の須衛工場を見学しました。
後藤木材さんは明治22年(1889年)創業の伝統ある企業で、木材加工に関するあらゆる業務を行っています。
ここではプレカット加工のほか、木材の圧密加工などを行っています。

同工場の事務所は木造3階建で、CLTなどを用いて建てられています。

まずは、同社営業課の小越課長より、会社および須衛工場の概要、同社の圧密加工技術について詳細に説明をしていただきました。
説明後、工場を見学します。
今回は、プレカット工場と圧密工場(マイウッド圧密事業部)を見学させていただきました。

まずは、プレカット工場。こちらの工場は木造です。
「木造の工場を初めて見た」という声も。


その後、圧密加工の工場を見学しました。
(圧密加工用のプレス機は撮影禁止ですが)今回は特別にテスト用のプレス機で、木材の圧密加工を実演してもらいました。
これには学生も興味津々です。

圧密材を用いた軽量なトラス構造についても紹介をしていただきました。
見学後の感想文には、
「木材が圧密(圧縮)されるとことを初めて見た」
「圧密加工に溶剤を使用していないこと(熱・蒸気・圧力のみ)に驚いた」
「圧縮という特許技術を使って、鉄骨を木造に置き換えたり、傷つきにくい床を作ったり、木の可能性を大きく広げていることを知った」
「国産材針葉樹の使用を推し進め、プレスにより広葉樹と同じくらいの強さで利用する、木材の『価値』を高めている試みが良いと思った」
「岐阜県産材の地産地消の試みが良いと思いました」
「見学はとっても面白かったです」
などと書かれていました。
木材を加工する仕事の奥深さ、楽しさが少しでも伝わってくれれば幸いです。
最後に、お忙しい中、工場を案内してくださった小越課長をはじめ従業員の皆様に、心より感謝いたします。
講師 石原 亘