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2026年07月17日(金)

【授業報告】近所の木材関連産業を訪問しました②~富田製材㈱ショールーム~

エンジニア科1年生の授業で、「アカデミーの近所で、木材流通の川中から川下までを学ぶ」というのをコンセプトに、3つの会社(工場)を見学させてもらいました。

【授業報告】近所の木材関連産業を訪問しました①~桑原木材㈱・美濃加茂工場~

 

桑原木材㈱美濃加茂工場(※上リンクのブログ参照)に続いて訪問したのは、富加町で注文住宅を手がける富田製材㈱さんです。

こちらもアカデミーから車でわずか20分くらいの距離に本社とショールームがあります。

富田製材さんは、宮大工を端を発する工務店で、現在の社長は3代目になります。

まずは、ショールームを同社の酒向社長に案内していただきました。

富田製材のショールームでは、建材の違いを五感で感じることができるように工夫されています。学生たちも体験中・・・

素材それぞれのメリット・デメリット、価格もしっかりと知った上で、建て主さんが材料や工法を選択できるようになっています。

建て主さんとのつながりを重視する同社の姿勢があらわれています。

 

また、ショールームの奥には古い製材機があります。

今でこそ、丸太から製材することはほぼなくなったそうなのですが、製材の再割りなどに使用しているそうです。

目立ても自社で行っているそうです。同社2代目社長の酒向会長にその様子も実演してもらいました。

富田製材さんは岐阜県産材を積極的に利用しているほか、木には強いこだわりを持っています。

この製材機がその証左といえるかと思います。

 

ご厚意で、建て方現場も見せてもらいました。

建築に携わる仕事に就かない限り、軸組の様子をしっかり見れるのは貴重な機会です。

富田製材さんは「魅せる現場づくり」に力を入れており、現場も整然としています。

「もっと建築現場は雑然としていると思った」と、驚きを口にする学生さんもいました。

 

見学後の感想文には(以下、例)、

「今まで関わってこなかった建築ににて見学できてよかった」

「地域に密着した工務店のこだわりを知った。一緒に家づくり、幸せづくりを行う姿勢に、考えさせられた」

「いろいろな研究をしていてすごいと思った。自分も家建てるときお願いします」

「理想を形にできるのってすてき」

「伐った材がどう使われるかをしっかり考えて作業していきたい」

などと書かれていました。

 

今年のエンジニア科1年生はほとんどが林業コースへの進級を志望しています。

将来は「伐採した木が家づくりを支えていること」を意識して、仕事をしてもらえれば幸いです。

 

最後に、お忙しい中、ご案内してくださった同社の酒向社長をはじめ従業員の皆様に心より感謝いたします。

 

講師 石原 亘