【授業報告】近所の木材関連産業を訪問しました①~桑原木材㈱・美濃加茂工場~
エンジニア科1年生の授業では毎年、木材産業に関る工場(製材工場、木材加工工場)や、ハウスメーカー・工務店のショールームなどを見学しています。
※昨年度の様子は以下のブログを参照
今回は、「アカデミーの近所で、木材流通の川中から川下までを学ぶ」というのをコンセプトに、3つの会社(工場)を見学させてもらいました。
まず訪問したのは、桑原木材㈱(本社・愛知県犬山市)の美濃加茂工場です。
アカデミーから車でわずか20分くらいの距離にあります。
ここは、昨年度から稼働を開始した新鋭工場で、とにかく設備が新しくきれいです。

まずは、同社の桑原専務より、業務内容や美濃加茂工場の概要について説明をしてもらいました。

丸太については、ヒノキの中目材(径級22~28程度)を主に収集しており、柱・梁材と(節の少ない)側材を製材しています。末口径が40cmを超える大径材や、社寺仏閣向けの特殊材は、同社の金山工場(下呂市)で製材しているとのことです。

乾燥機は中温用と高温用があり、製品によって使い分けて使用しているとのことです。

製材機も間近で見せてもらえました。

製材の醍醐味は、いかに効率よく(歩留まり高く)付加価値の高い商品を生みだしていくか、という点にあるでしょう。
節の少ない側板からはフロア材を製材しているとのことです。

おそらく、ほとんどの学生にとって初めての製材工場の見学だったと思います。
見学後の感想文には(以下、例)、
「少ない人数で効率的に製材・乾燥がおこなわれていることに驚いた」
「木の価値を重要視して大切に扱い、林業現場にまでお金が回るようにする考え方や工夫があることをしれてよっかた」
「製材工場で働くのも楽しそう」
「機械が多く使われていたが、材を選ぶのは人がしっかり見ていて、機械と人が両立していておもしろかった」
「自分も林業をやるんだったら枝打ちをしっかりして、良い材料ができる木を育てたい」
・・・などと書かれていました。
彼らの将来の学びに、何かしら繋がってくれれば幸いです。
最後に、暑い中対応して頂いた、同社の桑原専務をはじめ従業員の皆様に深謝いたします。
講師 石原 亘