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2022年03月02日(水)

基礎断熱計算の解説~省エネ法2022年4月改定予定~(専門技術者研修 木造建築オンデマンド研修)

専門技術者研修 木造建築オンデマンド研修に新着動画をアップしました。

今回は、2022年4月改定予定の基礎断熱計算についてです。

昨年2021年の4月に新しい基礎計算方法3つが公開されましたが、今回、性能が向上する方向に変更されます。
従来の基礎計算2つも当面の間使用でき、5つの基礎計算方法が使用できることになります。

1つ目の動画は、5つの計算方法の概要と昨年からの更新内容の概要説明です。

2つ目の動画は、5つの事例をもとに5つの方法で計算した結果の比較です。途中で、床断熱との比較も行っています。

最後まで見ていただければと思いますが、立ち上がり断熱に加え、基礎中央部の断熱も重要なことがわかります。

 

■省エネ法 基礎計算の概要(2022年4月改定予定)(辻准教授)10:39

2022年4月の省エネ法改定予定の基礎計算の概要についての解説です。
詳細は、下記の建築研究所のホームページをご確認ください。

計算内容の新旧変更点の内容
省エネ法技術情報ページ
2022年4月の改定内容ページ

■省エネ法 基礎計算の事例(2022年4月改定予定)(辻准教授)21:18

2022年4月の省エネ法改定予定の基礎計算の5つの計算例と比較です。

 

追記 3/10

3月2日にアップした今回の基礎計算の改正解説動画ですが、3月4日に技術情報の更新があり、方法2の数値が簿妙に変化しました。
考え方に変更はなく、いくつかの仕様で0.01W/mK程度の変更なので、大きな影響はないです。
動画はそのまま見ていただければと思います。
 
引き続き、方法4,5の当面の期間は示されませんでした。
今回新たに追加されたRC造の新しい熱橋の線熱貫流率への移行の当面の間は、「2023年3月31日までを想定」と明記があるので、まだ検討している状況のようです。
4月直前の仕様変更など、基礎計算はなかなか混乱してます。