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2020年12月07日(月)

竹細工と竹林整備:En1森林資源の様々な利用

エンジニア科科目「里山資源の様々な利用」

今日は関市の竹林での実習です

手入れ前の竹林

この場所で竹林の事、その後の利用の事を教えてくれたのは、アカデミーのOBでもあり、グリーンウッドワーク竹部会の 鬼頭さんと安藤さん

アカデミーOBの鬼頭さん

アカデミーOBの安藤さん

2013年から管理している竹林については、工芸用に適した竹を手に入れる大変さと、手入れの大切さを教えてもらいました。「3置き、8捨て」竹なら何でもいいわけではなく、太さや節間の長さなど、厳選された竹が工芸用に利用されているとの事です。

竹の節間は30cmがベスト

普段は少人数で手入れを実施しているそうですが、23人の学生が手際よくどんどん間引きと片づけをしていく姿に驚いていました。

伐った竹を担いで走る学生

伐った竹を整理する学生

竹林整備後は、作業やWSで利用している番屋へ移動して今度は加工後の竹細工を紹介してもらいました。鵜飼で利用する鵜籠やセレクトショップで販売している竹細工

自作の鵜籠を紹介するOB

作業した竹林では年間に600本ほど新たな竹(タケノコ)が生えるそうですが、その中で利用できる基準のモノは1割程度。その1割も、竹林整備をしないと傷がついたり太くならなかったりで確保できないそうです。今回の学生の関りが伝統文化(鵜飼)や資源利用に活かされていると思うとなんだか嬉しくなりますね。

帰りはグッタリお疲れさまでした~

報告:新津