活動報告
最近の活動
月別アーカイブ
2026年07月17日(金)

住友林業(株)を視察させていただきました(自力建設2026)

木造建築専攻1年の本多です。

7月14日、岐阜県下呂市にある住友林業(株)さんが運営している樹木育苗センターを訪問させていただきました。

住友林業株式会社さんは、全国に6箇所の育苗センターを開設していて、全国的に森林が伐期を迎えている中、その後の造林を見据えた苗木の安定供給体制に取り組まれています。

案内くださったのは、シニアリーダの森内さんと、アドバイザーの川添さんです。

今回のテーマである「木造温室」は前例がほとんどなく、手探りで進めている中、貴重なご意見、アドバイスをいただけました。

 

苗木の育成において適切な温度管理は重要で、特に夏場の高温対策は欠かせない要素として挙げられます。

見学させていただいた日の気温は35℃でしたが、温室の中は屋内でありながら34.9℃と、外気温とほとんど変わりませんでした。加えて直射日光がかなり緩和されていて、体感ではありますが屋外よりもかなり涼しく感じました。(温室内にクーラーはありますがこの日は稼働していませんでした)

 直射日光を遮ることで苗木の育成に支障をきたさないか懸念していましたが、住友林業さんは形状の良い苗木の育成に成功しており、どのくらい日射を遮って良いか参考になりました。

また、天井高も高めに設定し、天窓を設けることで常に熱気が滞留しない工夫がされていて、「遮熱」と「換気」をどの程度すれば良いのかイメージが掴めてきました。

 

 

ある程度成長した苗木は、山に植栽した際に順化できるように一年ほど屋外環境で育成されていました。山林の過酷な環境でも生きていける屈強な苗木を育てるためにも必要な工程になります。

今回の自力建設でも、温室内スペースと同じくらいの屋外空間を確保する必要が見えてきました。

その他にも様々な工夫が施されていて、とても参考になりました。

森内さん、川添さん、お忙しい中、見学を受け入れてくださり本当にありがとうございました。

 

木造建築専攻一年 本多健二