クリエーター科「樹木同定演習」がはじまりました!
新年度の「樹木同定演習」がスタートしました。
この実習は、クリエーター科1年生を対象に行っている授業で、葉や枝の特徴から樹木を見分けられるようになることを目指しています。今年からは対象樹種をこれまでの60種から70種へと増やし、より幅広い樹種に触れながら学べる内容にブラッシュアップしました。
樹木同定というと、「葉の形を覚える授業」というイメージを持つかもしれません。しかし実際の実習では、単に見分け方を覚えるだけではなく、「どんな場所に生えるのか」「人々の暮らしの中でどのように利用されてきたのか」といった話も交えながら進めています。
実習では、学内や演習林、周辺地域を歩きながら、標本用の枝を採取し、その場で解説を行います。実際に葉に触れ、においを確かめ、樹皮を見ることで、図鑑だけでは分からない特徴にも気づけるようになります。


図鑑の見方を勉強するとともに、現物を確認しながら樹種を同定していきます
一通り枝を採取してきた後は、それらを樹種ごとに仕分けし、標本を作成していきます。採取した枝は新聞紙に挟み、ダンボールで挟圧したうえで送風乾燥機に入れて乾燥させます。この時期は、エンジニア科1年生の「樹木と木材の同定」でも標本づくりを行っているため、3台ある送風乾燥機はフル稼働状態です。


この日は7種の樹木の枝を採取し、標本を作成しました
また、アカデミーのある美濃市内の「ふくべの森」で実習を行う回もあります。ここは、美濃市との連携によるサテライト演習林として利用しており、中間温帯から冷温帯へ移り変わる植生を観察できる貴重な場所です。地域ごとの樹木の違いや森林環境の変化を、実際に現地で感じながら学んでいきます。
これから学生たちは、70種の樹木同定に挑戦していきます。最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し森を歩くうちに、「あ、この木見たことある!」という瞬間が少しずつ増えていきます。皆さん一緒に頑張りましょう!
アカデミーの授業の報告はこのブログなどで行ってきていますが、Youtubeでも林業專攻の学びについて紹介しています。
興味のある方はこちらをご覧ください!
林業専攻 中森