木立のこみち(2021年度 自力建設)

樹状架構が人と人をつなげる「みち」となる

ウッド・ラボ棟前面に広がるウッドデッキは、学生たちがグリーンウッドワーク(生木を使った木工製作)を行う場。そして、休憩や昼食を取る交流の場でもある。
この空間に、庇・屋根付き通路から構成する「木立(こだち)のこみち」を建設した。

木立のこみち-樹状の方杖架構が既存の風景に馴染み愛着を生む-

アカデミーの雰囲気に適した形態として「樹状」で庇・通路のデザインを統一し、柱梁・方杖を細い部材としたことで、既存の校舎や植栽空間にも馴染む軽やかな架構となり、快適な軒下通路・休憩の場・木工製作の場が生まれた。

木立の庇~雨天でもグリーンウッドワークの屋外製作活動を支援する庇・タープ

 庇には特注タープを最大3つ取り付けることで、22帖の大きな軒下空間に拡張できる。
タープは屋外製作の雰囲気を盛り上げる装置にもなる。また、庇を支える柱にカウンターテーブルを設置し、ハイスツール、着脱式ホワイトボードを用意することで、交流が生まれる仕掛けをつくった。
毎年11月の翔楓祭(しょうふうさい=学園祭)で、学外の来訪者と交流を生む場となる。

木立の通路~ウッド・ラボ棟の向かいのアカデミーセンター棟とをつなぐ屋根付き通路

樹状の方杖架構により、毎回の通行が楽しくなるよう、方杖の角度をほぼすべて変えたことで、スロープを昇るとき、スロープを降りるときで、違った印象を感じ、千鳥に配置した方杖の連なりが、木立の中を通り抜けるような感覚を覚える。

建物概要

建物名称:木立のこみち
素人棟梁:橋本剛(21期生)
基本設計・実施設計:木造建築専攻(21期生:橋本剛、河村尚幸、河野哲寛、小島啓志、斎藤真梨乃、鈴木篤司、田村聡、中島啓太、名和史緒梨、波多腰純也、宮森庸介)
施工:木造建築専攻21期生+アカデミー学生+東濃ひのき製品流通協同組合

データベース

「木立のこみち」実施図面一式ファイル

・竣工図 図面集目次(0.4MB)
・竣工図一式(庇)(3.9MB)
・竣工図一式(通路)(8.5MB)

「木立のこみち」プレゼンテーション資料

・木立のこみちパネル(庇)A4サイズ(3.0MB)
・木立のこみちパネル(通路)A4サイズ(2.2MB)

ウッドデザイン賞用

・WOOD DESIGN用 木立のこみち(9.3MB)

木の建築賞用

・木の建築賞用 木立のこみち(8.5MB)

竣工式に用いたスライド

・竣工式 当初案(3.8MB)
・竣工式_タープ導入の経緯(3.0MB)
・竣工式_製材&大工合宿(2.3MB)
・竣工式 各部詳細検討(4.4MB)
・竣工式_工事工程(16.7MB)

「木立のこみち」施工タイムラプス動画

 

自力建設2021「木立のこみち」 全記録

・自力建設2021#01「屋根付き自由通路(仮題)」過去最高人数で始動!
・自力建設2021#02 公開プロポーザル&講評会
・自力建設2021#03「木立の通路・木立の庇」設計者決定
・自力建設2021#04 学長へのプレゼンテーション
・自力建設2021#05「木立のこみち」11人で設計する
・自力建設2021#06「木立のこみち」中間報告会を行いました
・自力建設2021#07「木立のこみち」11人で設計する②
・自力建設2021#08「木立のこみち」番付、墨付け
・自力建設2021#09「木立のこみち」屋根野地板の製作
・自力建設2021#10「木立のこみち」刻み・仮組み編
・自力建設2021#11「木立のこみち」丁張、根切り編
・自力建設2021#12「木立のこみち」捨コン打ち、基礎打設編
・自力建設2021#13「木立のこみち」OSMOぬれちゃいました
・自力建設2021#14「木立のこみち」建方編
・自力建設2021#15「木立のこみち」涌井学長へお披露目
・自力建設2021#16 自力建設2021「木立のこみち」竣工式
・自力建設2021#17「木立のこみち」タープ
・自力建設2021#18「木立のこみち」家具をつくる
・自力建設2021#19「木立のこみち」照明の話
・自力建設2021#20「木立のこみち」板金工事(追加予定)

自力建設2021スピンオフ ロッテンブルク大学とのワークショップ

・#01 日独デザインワークショップ始動(ロッテンブルク連携デザインWS1)
・#02日独学生同士のプロジェクト発表(ロッテンブルク連携デザインWS2)
・#03日独グループディスカッション(ロッテンブルク連携デザインWS3)
・#04日独デザインワークショップ最終回(ロッテンブルク連携デザインWS4)