自動車メーカーから転職、シェア工房開業準備中、地域材利用の社団法人でも活躍

地域材を生かした商品の企画・制作や、木工教室の運営など技術で資源に付加価値をつけ、地域を豊かにする
木工専攻では手工具や機械を使い、小物から家具に至るまでの制作全般を学びます。初めて木工を学ぶ人も技術を安全に身につけられるよう、様々な実習が用意されています。しかし技術の習得はあくまで手段。目的は、身近な森林資源により高い付加価値をつけ、新たな人やお金を呼び込み、地域を元気にすることです。それを実社会の現場で磨きます。
また、都会に暮らし森と離れてしまった人々に、ふたたび森と関わる楽しさや豊かさを実感してもらう上でも、木工技術は役立ちます。都会で増えている木工教室や木育の活動で指導的な役割を果たせるよう、現場の実習で鍛えます。


公共施設や店舗で販売実践




木のおもちゃを作る
- 木工
- クラフトデザイン
- 家具デザイン
- 家具制作
- 木のおもちゃ
- 木工教室経営
- 地域材活用
- 伝統工芸
- 経営計画
木工や木育を実践するために必要な資格は、特にありません。
森林文化アカデミーで木工を学んだ卒業生の中には、岐阜県から「ぎふ木育推進員」を委嘱され、県内各地でさまざまな木育活動を行っている人たちがいます。
地域材を生かした新しい木工製品のプロデュースなど、卒業直後に木工房(竹細工等含む)を自ら起業した人の割合がもっとも高くなっています。また、家具工房や、障がいを持つ人が木工作業を行なう社会福祉法人などに就職する人も多いです。木のおもちゃの開発や木工教室など木育の活動を行なうNPOなどに勤務したり、自ら起業する人も増えています。木工の知識と技術を生かして製材所や工務店に就職した人もいます。


マルチワークの1つとして、木工を仕事にする
スギ、カラマツ。身近な山の木を使った家具作り
移住を目的に早期退職してアカデミーへ 社会人経験を生かし、木育キャラバンのディレクターとして活躍
公立中学校国語教師から、人と木・森をつなぐNPOを立ち上げ運営
芸術系大学から森林文化アカデミーを経て、京漆器の木地を挽く職人として漆工房に勤務。
~ヒト・モノ・コト・シゼンをつなぐ環境教育・木育のインタープリター~
林野庁からアカデミーへ 身近な森を利用する楽しみを広める
森と都市生活をつなぐ木工
行灯職人であり、木育指導員。「作る」と「伝える」をバランス良く実践
地域の材料を活かし、森と暮らしをつなぐ手作り家具を制作
地域の人材をつなげながら、木育の普及を進める
「木育」で木のある暮らしを。アカデミーでの研究成果を全国の自治体に広めるNPOスタッフ
里山の木を使ったものづくり,グリーンウッドワークを伝えるNPO代表
踊りの町・郡上八幡の森と人と文化をつなぐ下駄職人