木工専攻
卒業生の進路

上田 量啓

芸術系大学から森林文化アカデミーを経て、京漆器の木地を挽く職人として漆工房に勤務。

ueda_kazuhiro at work

プロフィール

出身地:京都府京都市
職場:西村圭功漆工房
   web http://www.keikou.jp/  ※基本的に見学はお断りしています
アカデミー入学前の学歴や経験:京都造形芸術大学 環境デザイン学科 建築コース卒業
 

 

 

質問1)アカデミーに入学を決めたきっかけは何ですか?

 
  元々大学にはモノづくりを学びたくて立体造形コースとインテリアデザインコースを志望して受験をしましたが、建築コースに入る事になりました。大学では主に木造建築を学んでおり、勉強する中で自然と木が好きになっていました。そして卒業が迫る中で当初のモノづくりを学びたいという思いが再燃した事から、卒業後は木工について学べる学校に進学することを決意しました。木工について学ぶなら、木工だけでなく木の生態も学べる学校が良いと思い、色々な学校を探していました。そんな時に進路相談があり、ゼミの先生に相談すると、先生が以前勤めていた場所として森林文化アカデミーを紹介していただいた事がきっかけです。
 

質問2)アカデミーの学生生活で印象に残ったことは?

 
 人の繋がりを感じました。見学のために様々な場所に訪れましたが、アカデミーに関わった人とよく出会った事が印象深いです。
それは卒業した今も感じています、ふとした事でお会いした事もないアカデミーの先輩と関わったり、学生生活中に関わった人達と会ったりしました。
 

 

質問3)今の仕事のやりがいは何ですか?また、今の仕事を選んだ理由をお聞かせいただけますか? 

 自分の手でカタチをつくる事がやりがいです。私はモノづくりが好きなのですが、ただつくるだけでなく自分の手でカタチづくる事が好きだと西洋旋盤の授業を通して知る事ができました。その事から挽きものを将来の職にしようと思い、現在は木地師見習いをする事に至りました。
 

質問4)アカデミーの学びで役に立ったことは何ですか?

 木工機械の扱いと西洋旋盤を学べた事です。職場でもバンドソー、昇降盤、ボール盤をよく使用するのでこれらの木工機械の使用方法を学べた事は役に立ちました。また西洋旋盤を経験していたので、和ろくろ用のろくろガンナを使用するコツを速く掴む事が出来ました。
そして私が当初学びたかった木の生態についても、私の師匠や、技術系の学校を卒業された先輩方に、私から説明する事があるので学べて良かったです。
 

質問5)今の仕事で意識していることは何ですか?

 ろくろガンナの切れ味を保つ事です。刃物を引っかけてしまうと割れてしまって台無しになるので、その危険を減らすため、作業スピードを上げるため等、理由は色々ありますが、一番は切れ味の良いろくろガンナで木を削ると気持ちが良いので、切れ味が落ちてきたのを感じたらこまめに研いで切れ味を維持いています。

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