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2021年02月14日(日)

遊びながらのモノ作り「おもちゃのデザインと製作」

木のおもちゃはお好きですか?

今年はコロナ禍の影響で、実習の予定が前へ後ろへ調整に追われた1年でした。一方で、授業を前倒しした都合でぽっかりと製作実習の空きのできたタイミングがありましたので、ここに新しい実習を入れ込みました。それが今回ご紹介するプロジェクト授業「おもちゃのデザインと製作」です。この実習が思いのほかに面白く、素敵な作品が出来上がりました。

今回は、「赤ちゃん用ラトル(がらがら)、もしくは音の鳴るおもちゃ」というテーマで、手のひらに収まるサイズのおもちゃを各自でデザインして、試作に取り組んでもらいました。僭越ながら、自身もプロのおもちゃの作り手として製品を企画し販売してきた経験があります。せっかくなので授業では市場に出せるクオリティを目標に試作品のブラッシュアップをしてもらいました。

結果的に試作品の数はどんどん増えていくことになりました。当初のイメージでは「うまくいくだろう」と思っていたプランが、いざ形にしてみるとうまくいかない。その原因は図面の角度であったり、加工方法であったり、素材の選定にあったりと様々です。1つ1つの段階をクリアしていくたびに試作品の数は増えていきます。同時に「自分が作りたいもの」を作るための技術や知識も深めていきました。

音木箱の解説

完成した試作品をプレゼンテーション。試行錯誤の苦労が説明の熱量から伝わりました。

この少しの角度が!

この少しの角度が作品に影響します!細かいノウハウがそれぞれの作品にありました。

この加工をするためには

この加工をするためには刃物のサイズからこの幅が必要で・・。計算による裏付けも必要でした。

音を出すための仕組みに苦労しました

見えない部分ですが、スムーズな動きや音を出す仕組みに苦労しました。

工程の組み方に悩むことも

色の塗り分けは工程の組み方に悩みました。

学生達はそれぞれに別の作品を作ったので、取り組んだ作業内容や使った機械、道具は異なります。しかし、それぞれにたくさんの失敗や細かな改善に苦労したのは同じです。プレゼンテーションの時間は、完成品について以上に、製作のプロセスについて多くのディスカッションができました。この授業は来年度も引き続き実施する予定です。

ここからは、学生達が作ったおもちゃのポートレートです。

音木箱

音木箱

幼児用カスタネット

幼児用カスタネット

ちりんちりんぶーぶー

ちりんちりんぶーぶー

Don Brico

Don Brico

プーさんラトル

プーさんラトル

作品たち

皆さん、お疲れ様でした!

木工専攻 講師
前野 健


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