活動報告
最近の活動
月別アーカイブ
2018年10月04日(木)

【夜活】手計算で挑戦! 木造の許容応力度計算

木造建築の新しいかたち(その100)木質構造に関する住育の取り組み
実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「木造建築の許容応力度計算演習」を開催しました。この一連の研修は全10回となっていて、モデルプランに基づいて構造計算をひととおり実施する研修となっています。夜活の一つとして、仕事帰りに「ひと勉強」、各回18:00~21:00に開催しています。

第5回は、『梁上耐力壁の剛性低減』について開催しました。2階の耐力壁の両側の柱の直下(1階)に柱がない場合、その耐力壁を梁上耐力壁といいます。横架材の曲げ変形により耐力壁の見かけの変形も進むことになり、すなわち耐力壁の見かけの剛性が低下することになりますので、梁上耐力壁の剛性を低減して評価する必要があります。

梁上耐力壁の剛性は非常に低減されます。基本的な構造計画では梁上耐力壁をつくらないようにすることが重要です。

准教授  小原 勝彦