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2021年12月13日(月)

林業学生が「木材のマーケティング」について学ぶ②

クリエーター科林業専攻2年生科目

「木材のマーケティング」で川中(製材)の現場を見学しました

今回は『広葉樹』をテーマに飛騨・高山の製材所へ

製材所の見学

見学先は㈱カネモク・㈱西野製材所の2社

㈱カネモク 森本社長から説明を受ける

広葉樹の土場

製材所の土場:乾燥の工程及び乾燥待ち

製材後の端材活用として、燻製用のスモークチップを手掛けています

㈱西野製材所の西野社長

複雑な形状の広葉樹 樹皮を剥ぐのは職人の感覚

製材後の材の積み方にも工夫があります

広葉樹活用コンシェルジュの及川さんから「小径木」の活用についてお話を伺いました

林業的視点では、現場から市場に搬出するまでで終わりの事が多いですが、その先の製材という現場を見ることで、いままで知らなかった配慮を知ることができました。特に広葉樹では【乾燥】が品質に影響を及ぼすことから、乾燥による反りや割れなども考慮した寸法で製材する必要があります。

品質を保つ為にも樹皮を剥ぐことが大切ですが、剥いだ後の樹皮は廃棄ではなく様々な活用方法があるという点も発見でした。

剥いだ樹皮は牛に取って欠かせない寝床に利用。飛騨牛を支えている広葉樹なのです

 

 

㈱カネモク  森本社長

㈱西野製材所 西野社長

飛騨市地域おこし協力隊 及川さん

お忙しい中、対応いただきありがとうございました

 

 

前回の記事はコチラ

 

報告:新津裕(ユタ)