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2017年01月30日(月)

ドローンを使って森林管理や林業作業の効率化を図る

森林文化アカデミーと合同会社 空創技研プロペラと共催で、「林業にドローンを活用しよう」という研修を開催しました。

参加者は合計27名で、林業関係者からドローン所有者で何か活用できないか検討している一般の方まで、幅広い方が研修に参加されました。

 

研修講師は合同会社 空創技研プロペラの櫻井様です。

まずはドローンの基礎講座ということで、

ドローンで出来ることや航空法のルールなど、ドローンを活用する上で、

押さえたい基本的な事項について説明して頂きました。

 

 

現状の飛行性能としては、

飛行時間15〜30分

最大積載10kg(ただし相当大型のドローン)

飛行速度30〜70km/ h

とのこと。

 

15〜30分の飛行時間を考えると例えば写真測量するにしても、

何百haという単位をドローンを飛ばして測量するのは難しそうです。

 

ということでドローン全てで課題解決ができる分けではなく、

あくまでも使い分けです。

 

次にデモでテクA前の駐車場でドローン飛行を行いました。

オートパイロット機能があり、飛行ルートを指定すると搭載GPSで現在地を確認して、

計画ルート通りにフライトしてくれます。

 

次のデモは、ドローンに付属できる自動落下装置です。

林業架線を張る際に、リードロープを先柱まで引き回す必要がありますが、

それをドローンで先柱まで持っていこうというものです。

 

ドローンにリードロープを結んで、目的地までフライトし、

目的地でリードロープを投下できる優れものです。

 

今回はドローンで何ができるのか、どんな活用があるのか紹介させて頂きました。

もっと具体的な実証試験が進めば、実用シーンを想定して

林業の実務者向けの研修を実施したいと思います。