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2018年11月23日(金)

クラウドハンティングを満喫 Cr2年 「野生動物捕獲実習」

森林文化アカデミーでは、森林獣害対策関連の授業の中で、様々な実習をおこなっています。

先週の野生動物捕獲実習では、猪鹿庁の興膳さん(郡上里山株式会社社長)に講師をお願いし、郡上市大和町でクラウドハンターを体験しました。

クラウドハンターとは、狩猟に興味があっても中々できない都市の人と獣害に悩まされる山村のニーズをマッチングし、地域の獣害対策や活性化につなげようとする、猪鹿庁から提案されている新しい取り組みです。

 

具体的には、都市部の参加者がクラウドハンターとなり、地元のワナ管理者とともにくくりワナ設置作業を行います。そして、ワナを監視できる位置にセンサーカメラを設置し、ワナ管理者と参加者のメールアドレスを登録します。クラウドハンターの現場作業は、これで終了。後は、センサーカメラが撮影する度に撮影データーが双方に送信されます。

 

このシステムによりクラウドハンターは、都会など現場から離れたところに居ながら、カメラからのメールを待つという形でワナ猟に関わります。獲物がかかったときは、地元のワナ管理者が対応。都合がつくクラウドハンターは作業を手伝うこともできます。

猪鹿庁が行うクラウドハンターのイベントでは、2週間後に再び現地に集まり、捕獲した獣肉を味わう謝肉祭もセットされています。

興膳さんは、こうした取り組みが各地に広がることを期待しているとのことでした。

センサーカメラが撮影するのは大型獣だけでなく、リスなどの小動物や枝が風で揺れても反応します。クラウドハンター中は、カメラからの着信があるたびに一喜一憂、臨場感を体験できるという訳です。

ワナがはじけた瞬間に飛び上がって避けるキツネ

カメラ目線で通り過ぎるタヌキ

ワナ付近を通過するシカ

今回は、興膳さんのご厚意により、1週間クラウドハンターを体験させていただき、見事、メスジカ1頭の捕獲に成功しました。

先日の公開されたブログで獣肉学舎に吊るされているシカがクラウドハンティング中に捕獲されたものです。

シカが掛ったのは、まるで俺が獲ったみたいな満面の笑みの学生のワナではなく、控えめに微笑む学生が担当したワナでした。

 

以上、報告は森林獣害担当 伊佐治でした