陳さん（中国江西省研修員）への感謝状

木造建築の新しいかたち（その230）木質構造に関する住育の取り組み
岐阜県と中国江西省は友好県省提携（1988年6月21日　協定書を締結、今年で35年目）を結んでおり、2018年11月には、「林業分野での交流促進に関する覚書」（林政部－江西省林業局）を締結し、森林文化アカデミーは中国江西省より研修員の受け入れを行っています。

陳さんは、8月から森林文化アカデミーにて研修を行ってきましたところですが、10月31日をもって森林文化アカデミーによる研修メニューは終了となります。

アカデミーでの研修メニューの中の１つとして、木造建築専攻学生との交流をしていただきました。陳さんの御専門は林業ですので木造建築の内容は結構難しいものであると思いますが、10月3日に木造建築専攻の学びについてじっくりと知っていただきました。さらに10月13日には「先端建築学」にて、各学生が取り組んでいるプロジェクトの情報共有を行い、陳さんからは中国における木材・木造建築の現状について講義をしていただきました。（詳細は各ブログを御参照ください。）

このような交流授業を実施してきましたので、アカデミー研修メニュー最終日である10月31日に、感謝の意を込めまして陳さんへ感謝状をお渡しました。

陳さんからは御礼のあいさつとして、「中国・江西省へ遊びに来る際には連絡してください。あちこち案内します。」とお話しいただきました。

まだまだ岐阜県内での研修は続くことと思いますが、ひとまず森林文化アカデミーでの研修メニュー終了につきましては大変お疲れ様でございました。

教授　　小原　勝彦