ロットリング500シャープペン0.7㎜（2B芯）「教員の道具箱」シリーズ

ロットリング500シャープペン0.7㎜（2B芯）

すでに建っている建物を図面にすることを「実測野帳を採る」といいますが、そのとき活躍しているのがこのシャープペンです。
シャープペンは色々試しましたが、時には屋外となる現場で使うこともあり、軽すぎると壊れやすく重すぎると手が疲れ、何より芯にぶれて力が伝わらないと良い線が描けません。
その点、このロットリングは1,000円程度なのに軸の安定感、適度な重み、重心の位置、心地よい細さが高いレベルで統合されており、いつも使いたくなる素晴らしいデザインです。

ロットリングは言わずと知れたクリエーター、エンジニアのためのペンを製造しているメーカーで、その歴史は1928年からはじまる老舗ですが、特に製図用のペンは建築業界ではポピュラーかつ絶大な信頼をおかれています。

「実測野帳」では、ペン一本で太い線、細い線、濃い線、薄い線を描き分けたいので、わたしの感覚では0.5㎜より0.7㎜の方が便利で、これからも永く付き合える相棒です。

木造建築教員：松井匠

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