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2021年10月13日(水)

アトリエの家具① 大開口が望めるソファ(みどりのアトリエ建築日誌6)

みどりのアトリエは「アイデアを生み出すことができる空間」をコンセプトとして、設計を行ってきました。

 

その中でアイデアが生まれる時って「ぼーっと外を眺めてる時」もあるよなと思い、みどりのアトリエにはソファを設置しようと考えました。みどりのアトリエには、対話して考えたり、1人で集中して考えたりするスペースがあります。そのスペースでは、脳をグーっと集中させ、ソファでリラックスし脳を緩めます。発想のための緊張と緩和をすることができます。

このリラックス状態の脳の回路ことを「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と言います。

DMNとは、なんらかの思考や関心や注意を伴わない、ぼんやりと安静状態にある脳が示す神経活動のことです。記憶したことの整理や、感情の歪みを解消して整える機能があるそうです。

 

ソファで何気なく、休憩することがアイデアの発想に繋がってくるのです。

大きな開口から風が抜け、緑がふりそそぐ心地良い景色

ソファの設置について、参考にしたのはmorinosのソファでした。

寝転がれるほど大きさのソファは頭を休めるのに、ぼーっとするのに最適なソファだと感じました。
morinosのソファの寸法を実際に測りにいき、「このサイズ感だと、二人はゆったり座れるな」「壁からの離れはいくつで、足はのばせるのか」等、設置した時のことを考えソファのイメージを固めていきました。

空間として、とても心地よく「みどりのアトリエ」のリラックスゾーンのヒントを得た

おおまかな概要を作り上げ、次は木工に人たちと協議しました。

僕の中にある「みどりのアトリエのソファ」のイメージの共有を行い、幅、高さ、形、素材感を決めていきました。
僕がソファのに求めたものは、二人掛けができる、背もたれがなく後ろに手が付ける幅がある、多面的に座れるように角のないデザインにするなど木工専攻に人たちと現場で考え作っていきました。

背もたれがないことや、多面的に座れるようなデザインは、室内のどこにでも体を向けれるようにするためです。
ソファに座りながらも、他のスペースの人とも話すことができ、緩く対話を始めれることできます。

 

使う人が選べる空間作り(みどりのアトリエ建築日誌4)にて、みどりのアトリエの空間構成について書いていますので、合わせて読んでみてください。

実際に現場で、段ボールを座面と見たてて、1500㎜×700㎜というサイズが丁度よいサイズであることが決定しました。

 

サイズを決め、次にソファの足や、枠組みについて考えていきました。
足は細く見せるためにテーパーをとったり、座面を広くとるために、足組とソファが載る枠組みは別で作っていくなど、細かなところまで話し合いました。

施工は足を組むチームと、上の枠を作るチームに分かれて施工しました。

 

①足組みチーム

②上枠チーム

足と上枠を合わせて、オイル塗装を行いました。オイル塗装をすることによって木に濡れ感でて高級感が生まれます。

枠に布ばねを止付けることによって、クッション性を持たせる。

座面を設置して、完成となります。木工専攻の方々にたくさんの協力をしてもらいました。

みどりのアトリエにも設置することができました。
ソファを搬入することで、その空間のランクが1つ上がるような気がしました。

心地の良いソファに座って、景色を眺めませんか?

 

クリエーター科 2年生 杉山優真


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