【morivis活用vol.1】演習林を知る
森林文化アカデミーの校舎敷地に隣接して33haの演習林が併設されています。日本全国に森林・林業に関する学校が設立されておりますが、校舎に隣接して演習林を持つ学校は比較的少ないです。樹木同定の授業、子供たちのキャンプ、木材生産のための伐採搬出など様々な目的で演習林は活用されていますが、その一部を演習林GIS「morivis」で見てみましょう。
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樹種ごとに色分けされた林班図が表示されていますが、アカデミーの演習林の沿革は昭和45年(1970年)の林業センター(現岐阜県森林研究所)の設立に伴い、林業に関する試験研究、技術普及、林業研修などを行うために、古城山国有林の一部を県有地と交換し、林業センター実験林としてスタートしました。約60年ほど前のことなりますが、もともとは国有林だったわけです。
morivisでアカデミー演習林を見てみると、60年生のスギ、ヒノキ林分が多くありますが、当初はまだまだ10年生程度の若い林が多かったようです。

演習林の中の林分をクリックすると、その林分の情報を見ることが出来ます。例えば3林班3小班のヒノキ林63年生は1963年に植栽したことが分かります。
1林班には、100年生を超えるヒノキ林分が広がっており、1912年植栽です。1912年に世間では何が起こっていたのか。
明治天皇が崩御し、大正へ改元
タイタニック号沈没
…etc
です。そんな時代からアカデミーのヒノキは、生きていたのですね。どんな林になっているのか気になりますよね。実は歩道上を360度カメラで撮影していて、ストリートビューのように見ることが出来ます。

100年を超えるヒノキ林分です。1本1本が大きく圧倒されます。
3林班を見ると、10年生のヒノキ林など、歴代のアカデミーの学生が植栽してきた林分があります。こちらもストリートビューで見ることが出来ます。

こちら10年程度の若い林分です。まだまだ手入れが必要な林分です。
まだまだ見どころはありますが、一旦このあたりで。気になった方「morivis」で演習林を覗いてみてください。
林業専攻 杉本