2026年07月21日(火)
【Cr2年特用林産物実習(山菜・薬草・きのこ)】マイタケほだ木の伏せ込みを行いました
先月末になりますが、クリエーター科の林業専攻と森林環境教育専攻の実習でマイタケほだ木の伏せ込み作業を体験してきました。
マイタケは雑菌に弱いため、原木を煮沸殺菌してから植菌を行います。殺菌はドラム缶で煮込むだけなのですが、煮込み時間が5時間以上、沸騰までにかかる時間を含めると殺菌工程だけで7時間以上はかかります。さらにドラム缶から取り出し栽培袋に入れ、一晩冷ましてから植菌と多くの手間と時間がかかります。いつもお世話になっている揖斐川町在住のアカデミーOB森本好彦さんのマイタケ栽培をちょっとしたお手伝いをさせてもらい、学ばせてもらっています。
2月の実習では、煮沸、栽培袋つめ、マイタケ種菌の接種を体験させてもらいました。

煮沸したナラの原木をドラム缶の釜から取り出しました

取り出した原木を袋に詰め、一晩冷却します

ほとんど見えませんが、簡易温室を利用した接種室でマイタケの種菌を接種しました
そして4ヶ月後の6月末、再び揖斐川町を訪れ、菌の回ったほだ木の伏せ込みを体験しました。
2月の時点ではただのナラ材だったものがマイタケの菌糸で覆われ、カマンベールチーズのようになっています。これらを袋から取り出して土の中に埋める「伏せ込み」の作業を行いました。

マイタケ菌糸で白くなった原木(ほだ木)を持つ森本さん

袋から取り出して土の中に並べていきます
ほだ木はできるだけ密着させて並べます。こうすると大きなマイタケが収穫できるようになります。並べ終わったら土を数センチかけ、土の表面に落ち葉を敷き詰め、寒冷紗をかけて終了です。

並べ終わったら土を被せていきます

寒冷紗をかける支柱を打ち込んで

寒冷紗をかけて完成です!
次のマイタケの実習は10月。うまく発生して収穫できることを祈っています。
(林業専攻教員 津田)