木KEYPlus・キープラス 視察
非住宅木造の新たな可能性を示す多目的施設として建設された、木KEYPlus(キープラス)を視察しました。
私の周りの方々は多くのみなさんが既に視察に行かれているのですが、
ちょっとした空き時間ができたので、遅ればせながら、視察させていただきました。
この建物の意匠設計と構造設計をされた福山弘氏(ハフニアムアーキテクツ)に施設説明と施設案内をしていただきました。設計の裏話的なお話もお伺いできて、御説明を興味深く拝聴させていただきました。

◆建物の性能について
この建物は、木造2階建て、延べ床面積262.98㎡です。主な建物性能は、耐震等級3、断熱等級7(UA値0.25W/㎡K)、C値0.1㎠/㎡、太陽光発電、蓄電池、V2Hによるオフグリッドシステムとなっています。

◆私の建物目線
建物の見方は人それぞれだと思いますが、構造を除いて言うならば、私は建物を見るときに「階段」と「トイレ」を見ています。
木を使った階段で軽めな感じの階段には、なかなか巡り合うことはありませんが、「階段」は構造的にも軽やかな感じですね。
岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム会員の企業さんが製作されたそうです。
「トイレ」は、なかなか写真を撮りにくいので掲載を省略しますが、ご覧いただくとちょっと感動すると思います。是非、現地でトイレを拝借して、御自身の目で御確認ください。

◆学生の課題研究(ヒアリング)
また、課題研究で「意匠と構造から考えるきれいな木造架構の設計(仮)」をテーマに取り組んでいるクリエーター科学生から、いつも福山さんが意匠と構造+αを同時に考えて取り組まれている方法・考え方のステップなどについて、ヒアリングさせていただきました。

これに対する福山さんの回答は非常に頷ける内容でした。
しかし、この回答については学生の課題研究ですから、(私の研究成果ではなく、守秘義務もありますし)学生よりも先に私の口から公表することは決してできません。
2027年2月にアカデミーで開催される課題研究発表会の会場での学生による課題研究発表をお楽しみにしていてください。
教授 小原 勝彦