2025年07月14日(月)
木造建築の現場
エンジニア科の1年の授業で「木造建築の現場」という授業があります。
入りたての1年生に、地域材を使った建築空間を体験してもらい、どのように材が使われているかを考えてもらおうという授業です。
最初は、学内の建築群です。
自力建設やアカデミーの本校舎、morinosなど、どの建築もさまざまな取り組みがなされています。
(前半の授業写真、取り忘れてました)
高校の友人や家族を案内する時に、木材や建築の説明ができるようになったかな。
最終回では、美濃市のうだつのあがる町並み周辺の建築です。
町並み案内ボランティアの宮西さんに美濃町の成り立ちやうだつについて説明いただきました。
アカデミーの木造建築専攻も設計に携わった改修物件・美濃和紙あかりアート館や道の駅美濃にわか茶屋なども見て回りました。
町中を歩いていると、たまたま(笑)通りがかったエンジニア科4期生の(一社)インク代表の中島さんに改修中の現場も見せていただき、密度の濃い一日になりました。
林業から林産業まで学ぶエンジニア科ですが、自分たちが育て伐採した材がどのように活用されていくのか知っておくことで、山を見る目も違ってきます。
時間をかけて育てた材をどのように丁寧に使いこなすか。
建築を考えるうえでわすれてはいけない視点です。
辻充孝