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2026年05月29日(金)

1年生の木工機械の実習が始まりました

クリエーター科木工専攻の1年生達の木工機械の実習が今年もスタートしました。
この授業は木工専攻の必修科目です。

アカデミーの木工専攻で学ぶ学生は、必ずしも作り手になるとは限りません。
それでも、木工機械の授業が必修になっているのは、基本的な木材の加工方法や機械の仕組み、現場で使われる木工用語などを身に付けてもらうためです。

クロスカットソーを使う学生

初めてクロスカットソーを使う1年生

これらは、木材加工業という業界内で「共通言語」ともいえる基礎的な知識です。
自分では作らなくても、職人さんの使う言葉が理解できなければ、現場に出たときに、お仕事の打合せもできませんよね。

そんなふうで、この授業では、木工機械の使い方だけでなく、木材の加工特性や必要な精度、もの作りの工程の組立て方など、学ぶ内容は機械以外にも多岐にわたります。
1年生達は教員の言葉を聞き逃さないよう、でも、教わったことを忘れないように配布資料にびっしりとメモを取りながら、実習に取り組んでいます。

バンドソーで木取りをする1年生

バンドソーで木取りをする1年生

ほとんどの学生は、これらの木工機械に触れるのは初めてのこと。いま、1年生達は一通りの機械に触れながら、木材加工のベースとなる部材を作っていく「木取り」「木作り」という工程を体験したところです。次は、1か月後の完成を目指して「お弁当箱」の製作に取り組んでいきます。

1/10㎜の精度を求める作業を体験します

今まで考えたことも無い1/10㎜の精度を体験します

完成したお弁当箱は、その後の「塗装」の授業で漆を塗って仕上げる予定です。
自分で作った漆塗りのお弁当箱でお昼を食べたら、きっとすごく良い気分でしょうね。

まずは機械や工房に慣れることから。
そして徐々に作ること、使うことを通じて木を知り、木について学んでいきましょう。

木工専攻 准教授
前野 健