2025年06月19日(木)
ひだ木遊館 木っずテラス
環境省の高山エコハウスを改修した「ひだ木遊館 木っずテラス」
一昨年、学生と基本設計を行い、昨年、オープンしました。
実施設計と工事監理はエンジニア科2期生の卒業生が担当。
20年以上が経って、成長した卒業生と仕事ができるできる喜びが大きいです。
20年以上が経って、成長した卒業生と仕事ができるできる喜びが大きいです。
伺った日は平日でしたが予約でいっぱい。
昼休みの人がいなくなった時を狙って何枚か写真撮影。
昼休みの人がいなくなった時を狙って何枚か写真撮影。
運営のNPO法人の方々が非常に頑張っていて、木工室などは子どもたちと土壁を塗ったり、三角形のころころベンチをWSで作ったり、徐々に変化しています。
吹き抜けのあるメイン空間の「まつり広場」には、高山祭の屋台を模した上下に移動できる遊具や野菜の収穫体験などのおもちゃがあります。
同じ構図ではないですが、下の計画段階のパースと近いかな。
エントランスから祭り広場までは、高山市内を流れる宮川を模した桜の殴り仕上げの床。
足触りが心地いいです。
まつり広場に隣接する「たきの広場」はWSで作った三角ベンチ(道の駅美濃にわか茶屋のベンチのデザイン)で緩やかに仕切られています。
木の玉池などがあり人気のようです。
屋台をネットジャングルで上がると2階に出ます。
宮川にかかる橋のイメージで赤く塗られたブリッジを渡ると、ボルダリングなどが楽しめる「さとやま広場」に。
さらに上ると吹き抜けの最上部に隠された山小屋まで到着できます。
一階には木工室も併設。
壁は子どもたちと塗った左官壁。良い感じに吸音して心地いい音環境です。
エントランスには、木工おもちゃショップも併設してますので、高山を訪れた際はぜひお立ち寄りください。
教授 辻充孝