活動報告
最近の活動
月別アーカイブ
2026年02月24日(火)

「紡木人」耐力壁の施工(自力建設2025)

 今回は耐力壁の施工についてです。耐力壁とは想定した地震や風圧力に耐えられるように柱などの軸材に筋交や面材を入れ、力を分散させる構造上重要な機能を持つ壁の事を指します。今回紡木人が採用したのは面材を柱に組み込んだ耐力壁となります。東西の両端に厚さ30mmの面材を2枚ずつ張り付けました。

 

耐力壁となる面材はアカデミーパネル(通称ACパネル)を使用しました。

幅120mm、厚さ約35mm、長さ約4,000mmの板材4枚にビスケットを入れ、特殊な接着材を塗布、アカデミー内のプレス機で圧着させた後、表面を自動鉋で仕上げました。そして壁のサイズにACパネルを切っていきます。寸法は実寸法を紡木人から拾いました。

(ACパネルを丸鋸で切断)

 

次に壁の張り付けの為に受け材を軸材の間に留め付けていきます。壁内部は金具や棚との兼ね合いがあり、受け材の位置決めにも配慮が必要でした。

 

受け材を取り付けた後は、長さ75mmの釘を150mmピッチで壁に打ち付けていきます。全体的に釘の位置が上下しないように配置を決め、打ちつけをしました。最後に壁と同色のペンキで釘を塗装し完成です。

 

(完成後、西側の壁)

釘の打ち付け箇所も綺麗なピッチとペンキのおかげで見えづらいです。紡木人を訪れた際には是非まじまじと壁をご覧ください!

 

木造建築専攻1年 古池康彰