林木育種・育苗2018第1回

今年もエンジニア科1年生の実習「林木育種・育苗」が始まりました。この実習では1年を通して，演習林に植栽するための苗木を生産します。もちろん，1年で苗ができるわけではないので，毎年，種を撒きつつ，上の学年から引き継いだ苗を育てていきます。

堀取り前の草とりの様子です。

カラスノエンドウやナズナがこれでもかと繁茂しています

今日は第一回目ということで，掘り取りと仮植，土づくりを行いました。まずは畑に繁茂している雑草を取り除くところからです。今の時期は，カラスノエンドウやナズナ，スイバが多いです。これらは暖かくなるとすぐに大きくなってしまします。

3年生苗はクリエーター科の実習で堀取ってもらい，山に持っていってもらいました。残った2年生苗と1年生苗を掘りとったのですが，たくさんありすぎて時間がかかり，仮植まで終えた段階で既に15時を回っていました。

その後，畑をおこして，土をふるい，現在の2年生が昨年作っておいてくれた堆肥をすき込みました。時間切れとなり本日はここで終了です。できればうねまで作っておきたかったのですが，木曜日の実習に持ち越しです。次回は「うね」をつくり，仮植しておいた苗を植えていきます。苗がたくさんできすぎてしまったのが目下の悩みどころです…。

エンジニア科1年生の皆さん，今日は作業，お疲れ様でした。慣れない畑仕事でさぞ疲れたことでしょう。今夜はゆっくりして体を休めてもらい，また木曜の実習で続きをよろしくお願いします。

教員：玉木