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2017年09月01日(金)

教員オススメの一冊 8:東京防災

東京防災

東京防災
著者:東京都総務局総合防災部防災管理課(編集)
発行年:2015年
発行元:東京都
価 格:0140円(税込)・WEB版無料
おすすめしている教員:小原 勝彦


今日、9月1日は「防災の日」。

私の専門分野である木質構造について、建築実務者でも敬遠してしまう「構造」ですので、一般の方々に興味を持って頂くのは非常に難しい分野です。
この分かりにくい「木質構造」について一般の方々への周知のために日々私は『住育』の活動を行っております。

我々が生きていくうえで重要な「衣・食・住」のうちの『住』ですが、小中高校でもこの『住』について学ぶことがないのが現状です。
いろいろなところで一般の方向けに木造建築の構造や震災について、極めて基本的な内容からお話をさせて頂いております。参加者の皆さんは熱心に聴講なさり、非常に勉強になったと御感想を頂いております。
今後、新築する際や改修する際、そして災害の際 等でお役に立つ話ができたかなぁと感じてはおりますが、逆に言えば、『住育』については、まだまだ一般的ではないのだと改めて感じております。
『住育』は、「生まれる前から、死んだ後まで、人の暮らしに関すること」として、非常に幅が広い内容なのですが、私は『自分の命を守り、家族の命を守る住育』が重要だと考えています。

そこで私がおすすめする1冊は、「東京防災」という書籍です。
大地震発生の瞬間から避難、復興までのシミュレーション、今すぐできる災害の備えについて、地震以外の災害と対策、をイラスト付きで解説されているので、非常にわかりやすい内容となっています。
た、実際の災害発生時に役立つ知恵や工夫などを非常に多く紹介していますので、非常に参考になります。
さらに、点字版・音声版・音声コード添付版もありますし、英語版、中国語版、韓国語版も用意されています。
東京での防災についてまとめられている本ですが、各地域でも参考になる防災の内容となっています。

『自分の命を守り、家族の命を守る住育』のはじめの一歩として、この「東京防災」を御一読してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私は家族全員に1冊ずつ持たせていますし、わが娘(現4歳)には就寝前の絵本の代わりとして2年ほど前から頻繁に読み聞かせしています。

小原准教授

小原 勝彦
木質構造(伝統構法~新構法・小規模建築~中大規模建築)、構造技術開発(ハード~ソフト)、建築振動、住育、+IT技術との融合などしています。
研究テーマ 郡上市伝統的建造物群保存地区保存審議会・委員

岐阜県CLT建築に関する情報交換会・アドバイザー

岐阜県応急危険度判定士養成研修・講師

岐阜県産材木造ラーメン構造・木造トラス構造の開発

木造制振構造の開発と制振効果の見える化ソフト開発

木構造性能検討ソフトの開発および技術研修

常時微動測定による木造建物の構造性能評価

 

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