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2017年03月27日(月)

コンソーシアム海外連携事業・企業ミーティング(その2)

ドイツの先進的な林業技術を積極的に取り入れるため、岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアムでは林業用防護服を製造しているドイツ・P.SS社と連携し、同社防護服の試験的導入を図っています。

今回のドイツ訪問に際して、3月14日(火)に同社を訪問し、ロッテンブルク林業大学のDirk Wolff教授同席のもと、代表のJohannes Pfeifferさんとの意見交換を行いました。

意見交換では、同社の防護服を導入した飛騨市森林組合の協力により、使用感など製品に関するアンケート調査結果を報告するとともに、実際に使用した防護ズボンも見てもらいました。

今回の参加者からも「日本特有の湿度の高さから夏場に蒸れやすい」、「サイズが外国人規格であるため、日本人には袖部分が長すぎる」といった意見が多かったことから、条件付きではありますが、新たに「日本人向けの規格」でかつ「さらに通気性が良い」新製品を開発してもらうことが決まりました。

 

 

今後、コンソーシアム会員からモニターを募集し、夏場でも安全かつ快適な新しい防護服の開発に結び付けることで、県内の林業現場の魅力向上に繋げていきたいと考えています。