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2019年12月21日(土)

祝 N邸上棟!!

「地域実践プロジェクト」などの授業でアカデミーの学生も関わったN邸の上棟式に参加させて頂きました。今回参加したのは、木造建築専攻の1年生。先生や先輩方の仕事を見る事ができる貴重な機会です。

N邸は、広い敷地に細長く建物を配置するプランでした。庭との繋がりが感じられ、とても気持ちが良さそうです。駐車場の奥から見える植栽は通行人を楽しめます。

上棟式の前に、建物の見学をさせて頂きました。まず外観で目に付いたのは、大きな八幡瓦の屋根でした。地域性を出しつつゆったりと伸びる屋根は、周囲の環境や庭とマッチしており、とてもきれいな印象を受けました。

中から見ると軒が良く見えます。軒の出は2ⅿ弱。登り梁の上に構造用合板、その上に240mmの断熱層、さらに母屋を持ち出し垂木で支えます。外からは、薄い屋根が出ている感じ。断熱層の分厚さは中からも外からも普段は目にすることはありません。窓越しに両方見ると確認することができます。

室内側の屋根の一部に構造用合板を使用しています。この合板はあらわしになるので、合板に薄い杉の板が貼ってある「すぎ家族」を用い、無垢材の骨組みがきれいに見える仕上げになっています。今年度の自力建設で使った「Dボルト」も発見しました。

屋根にはウッドファイバーが入っています。木質繊維の断熱材です。

壁は外張り断熱で、ネオマフォームを入れています。黒く見えるものは気密テープで、断熱材の継ぎ目などに貼っていき、隙間風を防ぎます。授業で学んだ「断熱」「気密」の実際の施工を見る事ができました。

一通り見学させて頂いた後は、上棟式に参加しました。施主さんも御家族で参加され、とても雰囲気の良い式でした。現場は塵一つ落ちてないきれいな状態で、職人さんの効率の良い仕事ぶりを感じます。完成が楽しみになるような住宅でした。

木造建築専攻1年 松下昌太郎