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2019年11月12日(火)

【morinos試行プログラム報告】 東濃特別支援学校の森林体験

森林文化アカデミーでは、100年先の森林づくりを見据え、「すべての人と森をつなぎ、森と暮らす楽しさと森林文化の豊かさを次世代に伝えていく」をコンセプトに、子どもから大人までが森林に親しみ、森林とのつながりを体験できる森林教育の総合拠点として「森林総合教育センター【愛称:morinos(もりのす)】」を整備しています。2020年春・開所予定であり、2019年度は開所までの試行プログラムを実施しています。

今回、試行プログラムの一環として東濃特別支援学校さんと連携し、森林教育体験を行いました。

東濃特別支援学校は昨年度も森林文化アカデミーに来校していただきました。その時森林体験した当時の中学2年生の生徒さんたちが今年3年生となり、もう一度体験しに来てくれたのです。

東濃特別支援学校では今後、morinosと連携し、学校の周囲の森林で小学部の児童たちが遊ぶことのできる場づくりを中学部3年生の一年間の活動として行く取組みを進めようとしています。その活動を東濃特別支援学校の伝統として根付かせていけたら、と担当の先生が話されていました。

特別支援学校では、昔は、野菜を作り、米を作り、一年間かけてカレーを作る、というような1年を通した学びがつながる授業をする先生が多かったそうですが、先生の採用増に伴い若い先生が増えたこともあり、1年を通した連続性のある授業ができる先生が減ってきているとのこと。

そこで、後輩たちのためのあそび場をつくる、というテーマとmorinosの森に親しんでもらいたいというテーマが合致し、これからの活動を進めることとなりました。

 

到着とともに森へ。まずは山にご挨拶。

 

森の中では、ナバさんが張ったロープを渡ってみたり、置いてある木材でシーソーをしてみたり。

 

 

ユタさん指導の下、トビを使って丸太を運ぶチームビルディングをしてみたり。ナバさんのウクレレに合わせて森の打楽器で演奏もしてくれました。盛りだくさんです。

森から出たらたき火を囲んで昼食タイム。たき火でミニドーナツなどのお菓子をあぶって食べるための棒も自分たちでつくりました。

 

 

すてきなあそび場をつくるためにも、まずは森は楽しいということを再体験!次回からは場所を東濃特別支援学校に移し、広場の草刈りなどから始める予定です。

 

みんな!がんばろー!!

(事務局 鈴木)