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2019年12月18日(水)

隈研吾先生によるmorinos建築施工指導

現在建設中の森林総合教育センター(愛称:morinos)は建物の基本設計の段階から新国立競技場の設計者である建築家隈研吾先生にご指導いただいています。

学生が作成した基本設計では、アイデア段階から隈先生のご指導をいただき(建築家 隈研吾氏と一緒にデザインワークショップ(H30.3.4))、基本設計完成時には講評会(隈研吾氏と涌井学長とデデリッヒ教授と語ろう!「森林総合教育センター基本設計講評会」(H30.8.25))にご出席いただきました。そして、概ねの形が立ち上がった現段階において、施工の指導をいただきました。

12月15日に新国立競技場の竣工式、12月21日にオープニングセレモニーという大事な時期の12月17日というこの日にお越し頂いたことを光栄に思います。

 

演習林から学生が伐り出した丸太の柱についての説明には、「これを?そこの山から?学生が?」と隈先生も興味深く耳を傾けられていました。

大径木伐倒・集材プロジェクト授業(伐倒編)

大径木伐倒・集材プロジェクト授業(集材編)

三ツ紐伐りで建築用材伐採

 

ざっと説明を聞く、ということではなく、柱のつなぎ目の形状、新しい建物と既存の建物との間に設置する樋の色、内装とデッキの床の統一感まで、こまかく見ていただき、ご指導をしていただきました。

 

個人的には、隈先生自らがmorinosの写真を撮っていたことが一番うれしい瞬間でした。

 

(森林文化アカデミー 鈴木)