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2021年03月11日(木)

外部組織から学生への表彰がありました

木造建築の新しいかたち(その162)住育の取り組み
学生在籍中の2年間で外部組織から表彰されたものについて、毎年卒業式では学長より伝達していただいています。
しかし、先日森林文化アカデミーで執り行われました卒業式では、新型コロナウィルス感染症の影響により、学長からの外部表彰の伝達についてはやむなく中止となってしまいました。学生の2年間の集大成「晴れの舞台」である卒業式ではありますが、非常に残念でなりません。

そこで、木造建築専攻では、事務局より学生に伝達された外部表彰状とともに外部表彰記念写真撮影会を実施しました。

 

(1) 公益社団法人 岐阜県建築士会による令和2年度建築関係学科卒業生の表彰
受賞者:松岡 利香 さん

木造建築に係る研究や木質構造に関わる研究を行った優秀な学生に授与されるものです。

外部表彰

松岡さんは、自力建設プロジェクトで構造設計を担当し、アアルト建築展プロジェクトで模型製作を、住宅改修プロジェクトで改修設計を担当するなど、積極的にプロジェクトへ参加しました。
 課題研究では、木造住宅の設計手法に関する研究に取り組み、住まいのチェックリストを作成し、実大耐力壁の水平せん断試験を実施しました。この実験をもとにしたコンピュータシミュレーションによる大変形非線形解析を試み、無垢材による新しい住宅構法の提案を行いました。一般の方や実務者に対して分かりやすく、木造住宅の耐震性の向上に寄与できるものとなりました。

 

 

(2) 韓国のGreen Environment Groupによる表彰
受賞者:太目 光 さん

韓国における木造建築の構造設計技術の発展の模範となった優秀な学生に授与されるものです。

外部表彰

太目さんは、課題研究では「大径材の構造材としての可能性」を見出すことに取り組みました。林業実務者、木材流通実務者、建築実務者、自治体に対して大径材利用における現状についてヒアリングを行い、大径材利用における課題を把握しました。次に、その課題を解決するために、横架材の梁せい算定ツールを作成しました。また、その梁せい算定ツールを利用して得られた長尺・大断面無垢材による横架材について、概算ツールを作成しました。これらの研究成果を実務者の方々にも報告を実施しました。
さらに、韓国の建築実務者に対してオンライン研究成果報告会を実施した際に、岐阜県産の長尺・大断面無垢材をすぐにでも利用したい旨の御意見を頂きました。その際に、韓国の木造建築にとって非常に有益な研究であることを評価されて、この度の受賞となりました。

韓国建築実務者向けオンライン研究報告会

韓国建築実務者向けオンライン研究報告会の様子

 

お二人とも受賞おめでとうございます。

教授  小原 勝彦


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