活動報告
最近の活動
月別アーカイブ
2018年06月09日(土)

【どゼミ】これからの木造建築構造を考える

木造建築の新しいかたち(その89)木質構造に関する住育の取り組み

実務者のスキルアップをする住育:専門技術者研修「これからの木造建築構造を考える」を開催しました。この一連の研修は、講師の方に話題提供として御講演いただき、これからの木造建築に関して参加者皆さんとともに議論する内容となっています。土曜セミナー「どゼミ」として、土曜日に開催しています。

第2回は、渡邉須美樹 氏(株式会社木構堂 代表取締役)を招いて、『CLTパネル工法の構造設計の実務』について御講演いただきました。実際にCLTパネル工法で建設された建物について御紹介いただきながら、CLTパネル工法に関する現状と課題などをお話しいただきました。CLTパネル工法の設計者、CLTパネル工法の構造設計者、CLTパネル工法の施工業者が県内にいるにもかかわらず、残念ながらCLTパネル工法について県内には1棟も建設されておらず、岐阜県は後発県となってしまいました。

しかし、森林文化アカデミーでは2001年開学当初より、CLT材(当時はJAS規格がありませんでしたが)の構造実験、大臣認定、軸組構法建物への耐力壁・水平構面利用など実施してきており、森林文化アカデミーは『元祖CLT材開発機関』です。

後半のディスカッションでは、質疑応答やコメントなども非常に多く、盛り上がった専門技術者研修となりました。

岐阜県産材CLTパネルの生産拠点も県内には無い状況です。CLTパネル工法の高耐力化も進んできており、アカデミーの実験施設では試験機器の容量不足で実大材の破壊試験ができなくなってきている状況です。こういった状況を少しでも改善していかなければなりませんね。

 

尚、次回以降の予定は以下の通りです。御都合の宜しい方は是非ご参加ください。

第3回 平成30年6月30日(土)午前 『木造建築病理学に基づく木造建築の改修について』(仮題)

中島昭之 氏(一般社団法人インク 代表)

 

第4回 平成30年6月30日(土)午後 『郡上八幡空き家プロジェクト』(仮題)

武藤隆晴 氏(一般財団法人郡上八幡産業振興公社 専務理事)

 

第5回 平成30年7月7日(土)午前 『地域に根差した木造建築設計』(仮題)

大石佳知 氏(アーキ・キューブ 代表取締役)

 

第6回 平成30年7月7日(土)午後 『木質ラーメン構造の開発について』(仮題)

瀧本実 氏(有限会社ライン工業 代表取締役)

 

准教授  小原 勝彦