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2016年10月21日(金)

オープンカレッジ「野生きのこを知ろう」開催しました!

教員の津田です。10/16(日)、からっと晴れた秋空のもと、野生きのこの観察・同定講座を開催しました。場所は関市の百年公園、かつては地域の里山だったところで、公園の大部分がコナラ等の広葉樹林やアカマツ林で構成されています。参加者は子供も含めて17名、岐阜県内だけでなく、名古屋や遠くは東京からおいでの方もいらっしゃいました。

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最初にきのこについての簡単な話をした後、参加者全員で公園の森林内できのこを探しました。ここしばらく雨がなく、土壌が乾燥して数週間前まで多く見られたきのこの姿が激減していましたが、それでも皆さんに頑張っていただき、それなりの数のきのこを採取することができました。

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簡単に各分類群の特徴や同定ポイントを説明した後、それぞれで採って来たきのこを図鑑で調べてもらいます。きのこは名前がついていないものも多く、なかなか種まで行き着かない場合が多いのですが、ページをめくってほとんど迷いなく同定してしまう男の子も。時折思うのですが、子供さんの方が細かいところまで見えるのか、直感的なところは大人より勝っている気がします(直感といっても実は見るべきポイントと知らず知らずにおさえている、ということかもしれません)。

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ヌメリコウジタケ

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ニワタケ。茶色の靴下をはいたような柄。

 

最後に覚えておいて欲しい種や分類群を、実物を見ながら説明しました。とりあえず名前の判明したきのことしては、ヒラタケ科のヒラタケ、テングタケ科のコテングタケモドキ、ササクレシロオニタケ、カバイロコナテングタケなど、ベニタケ科のクロハツ、キチチタケなど、ヌメリガサ科のアキヤマタケ、その他はウラベニガサ、アカイボカサタケ、ニワタケ、ヌメリコウジタケ、キクバナイグチ、ヒイロタケ、カワラタケ、コフキサルノコシカケ、ホウロクタケ、シロカイメンタケなどがありました。

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キチチタケ。傷をつけると白い乳液が出てきて、しばらくすると黄色に変色します。

本講座を通して、食べられるのか食べられないのか、といったことだけでなく、身近なところに多くのきのこが発生していて、それらが森林の生態系を形づくっているということ、あるいは地域の食文化を支えていることに興味をもっていただけると幸いです。

(写真は参加者のNさんにご提供いただきました。ありがとうございました。)

 


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