2025年06月19日(木)
伐木チャンピオンシップの抽選廃止を求める要望書を提出します
2年に1度開催される日本伐木チャンピオンシップ、通称JLC。今年は世界伐木チャンピオンシップWLCが来年3月にスロベニアで開催される関係で、昨年に引き続き2年連続の開催となりました。
日本でも徐々に認知され、競技者も増えてきました。競技に参加してみたい、世界で金メダルとりたい!という気持ちがきっかけで林業を志す若者もいます。
これまでジュニアクラスで戦い、自分で力を出し切って喜ぶ選手、自分の力を出し切れず涙を流す選手、そんなジュニアの選手を見てきました。必死に練習した成果は、確実に林業のスキルアップにつながっています。過去の大会のジュニアクラスで活躍し、各地で技術指導するレベルの選手もいるなど、この場は林業にとって大きなプラスになっています。
しかし全国大会なのに抽選…
「競技に出たいです!」そういって入学した学生が、必須に練習を重ねたのに出場できないというのは大変残念です。
ものすごく運営の負担があるのは分かります。でもJLCは唯一無二の大会。前回大会で抽選となり、残念な思いをした選手がいて抽選を廃止する署名活動まで行われました。しかしまた今回も抽選…。ジュニアクラスでJLCに出場できるのが最後のチャンスの選手もいます。
そこでJLC事務局を担う全国森林組合連合会様、今回主催である第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取実行委員会様に抽選廃止を求める要望書を提出します。
ご賛同いただいた兵庫県立森林大学校様も連名にて提出します。
運営に負担があることは重々承知しています。様々な方の支えによって成り立っていることも承知しております。なんとかいい形で運営や今後の仕組みができたらと思います。
林業専攻 杉本