2025年05月12日(月)
樹を植える:Cr1林業・製材体験実習
クリエーター科1年生の共通科目である「林業・製材体験実習」
共通科目である理由は木材や森林を扱う学生には林業の流れを知ってもらい、林業の学生には木材を伐り出した後にどんな視点で木材を扱うのかを体験してもらうためです。専門分野を横断した学びが森林文化アカデミーの大きな特徴なのです。
そんな科目の初回は植林です
実習当日はあいにくの天気だったため、前半は座学で林業の流れとロープワークを行いました

学生生活で使用する可能性の高いロープワークを3つ覚えてもらいます
午後には天候が回復したため
中森先生が挿し木で育てた苗木、森林研究所で試験的に育成している苗木などを背負い演習林に向かいました。
演習林では先日エンジニア科の学生が補修してくれた獣害防護柵の内側へ植栽しました

柵内の被害を受けている部分へ補植もしました
1本1本丁寧に植栽を行い、人によっては植えた苗木に名前を付けて毎日様子を見に通うと宣言する学生も現れました。
体験を通じて理解が深まり関心が高まる
短時間であるからこそ、その場での気づきや関わり方を大切にしています。
さて、学生の皆さんが植樹した苗木が卒業するころにはどの程度大きく育つのか楽しみです
報告:新津裕(YUTA)