ロッテンブルク林業大学生が県内企業でインターンシップを実施中！

　本学では、平成２６年１１月にドイツ・ロッテンブルク林業大学との間で締結した連携覚書に基づき、令和６年１月１５日から研修生をインターンシップとして受け入れています。今回の研修生は、アカデミーのＯＢで、令和３年３月にアカデミー・クリエーター科を卒業した後、その年の９月にロッテンブルク林業大学林業学科に入学し、現在３年生となった小原さんです。

　始めに、１月１５日から１９日までの５日間は、美濃市内にある中濃森林組合さんで、間伐事業の補助金申請に必要な測量やプロット調査を行っていました。本人は、危険な斜面等を回避しながら測点計測できるＧＮＳＳ測量に驚いていました。

　続いて、１月２２日から２６日までは、可児市内にある（株）丸光イトウさんでお世話になり、作業土場では出荷先に応じた採寸や造材作業等を行っていました。

　また、１月２９日の午後は、小原さんを講師に招いて、林業専攻のアカデミー学生を対象に、オーストリアの林業や狩猟制度等について学ぶ講義がありました。学生も聞きたいことが多く、予定時間を大幅に越え大変盛り上がった授業になりました。

　３月１日までは、県内の林業事業体で現場実習を中心にインターンシップを予定しています。今後も小原さんにとって有意義な研修となることを願っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　岐阜県森林技術開発・支援センター　山田