美濃加茂市 里山保育研修会「科目等履修生派遣報告」に行ってきました!
森林環境教育専攻では、アカデミーと美濃加茂市との連携協定のもと、森、まち、川など里山環境を舞台に、「あそび」や「主体性」を重視した「里山保育」実現に向けた様々な活動のお手伝いをしています。
「里山保育士の養成」「出前授業」「研修会」「里山保育ビジョンづくり」など長年に渡るお付き合いが続いています。昨年度からは、「里山保育士レベル1」と題して、2名の現役保育士さんが仕事をしながら、アカデミーの科目を履修する「科目履修生制度」がスタートしました。
現場で必要なスキルや視点を養うために「森のようちえん&プレーパーク実習」「コミュニケーションワーク」「プロジェクトアドベンチャー」「哺乳類鳥類の整体基礎」「里山キャンパス」の5つの科目を履修してもらいました。
そんなお二人の学びの成果を発表する「科目履修生派遣報告会」が先日、美濃加茂市文化の森にて開催されました。藤井市長はじめ、美濃加茂市役所の方々、保育園スタッフなど多くの方が参加されました。アカデミーからも二人と一緒に学び合った環境教育専攻の学生たちも駆けつけてくれました。
「これからは幼児期の教育や保育に力を入れていくべき。現場保育士の定数を増やして質の高い保育を実践していきたい」という藤井市長の気合の入った挨拶のあとは、科目履修生だった加藤さんと岩井さんのお二人がパワーポイントで授業の写真を紹介しながら、半年の学びを紹介してくれました。最後には、ロープワークの実践ショーも。お二人からは、
「今まで教えすぎていたが、子どもたちの力を信じて見守ることを知った」
「様々な保育現場を訪れ、触れる体験を通して、視野が広がった」
「ロープワークをはじめ様々なスキルを学んだことで自信がついた」
などの感想をいただきました。
これからも次々と「里山保育士」が誕生していくのが楽しみです。
なんちゃって先生 萩原ナバ裕作