2025年12月02日(火)
里山の保全活動に参加しました!
本日は森林環境教育専攻と林業専攻の合同科目「里山の自然とその保全」で多治見市にお邪魔しました。この授業は岐阜県の里山の自然を知ると共に、その保全の現場で保全活動を体験することを目的にしています。
まず東海丘陵要素植物群のシデコブシを保全、調査している現場で岐阜大学の玉木先生に調査の目的とその結果について説明いただきました。従来手をつけないで保全するのが常識だった湿地の群落を、シデコブシごと伐採することによって、シデコブシ自身の更新が促され、周囲の樹木との関係もリセットされ、保全されるとのことでした。皆伐により樹木が小さくなることで群落の蒸散が抑えられ、減っていた湿地の水も増えるため、湿地環境も改善するようです。
