【開催レポート】地域で暮らしながら学ぶ。1泊2日の体験企画「みの遊学」を開催しました!
エンジニア科21期生 久野春奈さんが、2025年5月より、美濃市の地域おこし協力隊として活躍されています。
アカデミーの入学に興味ある人を増やしたいと、久野さんと連携して、新しいプログラムを実施しました。
2026年1月17日(土) 、18(日)に開催したプログラムには、募集が2週間弱という短い期間にも関わらず、3名の方が参加くださいました。久野さんが当日のレポートを書いてくれました。参加者もとても素敵な方々で、森林がもたらす魅力も再発見できた、とても素敵な時間でした。これからもアカデミーと、アカデミーがある美濃市を、知って学べる企画を協力しながら考えていく予定です。ご期待ください。<広報委員 教員・小林>
こんにちは!アカデミーOB・美濃市地域おこし協力隊の久野です。
同日午前に行われた「暮らしツアー」に引き続き、午後からは1泊2日の企画「みの遊学with森林文化」を開催しました。
暮らしツアーが美濃で暮らすための「家探し」というハード寄りの企画なら、みの遊学はその名の通り「遊びの中にある学び」を体感してもらう、ソフト面を大切にした企画です。
🌱1日目
今回の参加者は3名。大阪や愛知など遠方から参加してくださった方もいて、それぞれの方言が入り混じるなかでのスタートとなりました。
寒い日が続いていたのに、この土日は驚くほどポカポカ陽気。
「まずはお茶でも飲もう」とひなたぼっこが始まり、初っ端から計画通りには進まない、美濃らしいゆる〜い時間が流れます。

体が温まったところで、美濃の町中探検へ!
2時間の予定で長良川や小倉山まで足を伸ばすつもりでしたが、町を歩けば住民の方々に次々と声をかけていただき、話が大盛り上がり。

予定のコースを回りきることはできませんでしたが(笑)、住民の皆さんのあたたかさと明るさに直接触れてもらうことができ、大満足の散策となりました。

夜はアカデミー生御用達の「武芸川温泉」で体を癒やし、地元のスーパーで買い出しをして、焚き火を囲んでのご飯会。
地域の方やアカデミーの先生も参加し、子どもから大人まで、火を囲んで語り合う賑やかな夜を過ごしました。

🌱2日目
2日目は、朝7時のラジオ体操からスタート。
私の個人的な希望で組み込んだのですが、朝からしっかり体を動かすと代謝が上がり「ラジオ体操すごい!」と再発見。

その後は、木造建築専攻の松井先生による「クロッキー教室」を行いました。
これは、松井先生が“アカデミーの0時間目”として毎朝行っているもの。上手く描くことが目的ではなく、クリエイターとして大切な「観察する・自ら生み出す」ことを目的にしています。

5分間のタイマーで松井先生を観察(モデルに)しながら、描くこと5枚。
お互いの絵のいいところを褒め合う時間では、参加者の方から、
「大人になるとあまり褒められる機会がないので、嬉しいです」
という声も。人の髭の形やメガネのフレームをじっくり観察する機会もなかなかないので、すごくいい時間でした。

そして美濃の朝といえば、やっぱり「モーニング」。

茶碗蒸しや小倉トーストが付く豪華なモーニングを喫茶店で楽しみ、市民の憩いの場を体感したあとは、アカデミーの演習林へ山登りです。
枝を拾いながら15分ほど登り、山の上で再び焚き火。
温かいラテを飲み、火を囲みながら「木から石ころを削り出す」というプログラムを行いました。

石ころは地球上に数え切れないほどあるのに、その「石ころらしい形」を人工的に作るのは意外と難しい。でも、どれが正解という決まりもない。
そんな石ころみたいな形をナイフを使って生木から削り出すのですが、皆さん無心で木と向き合います。

スマホやパソコンではなく、森の中で自分の手を動かし、木と、そして自分自身と向き合う時間を感じてもらえたなら嬉しいなと思います。

今回のプログラムで個人的に大切にしたのは、「正解」や「効率」、「結果」に囚われない時間を過ごすことでした。
人、森、そして自分自身。そんなさまざまな「繋がり」を美濃市やアカデミーで遊びながら学んでもらえたなら、これ以上の喜びはありません。
プログラムはお昼に解散となりましたが、その後、参加者の3人が一緒にランチへ出かけたと聞き、素敵な繋がりが生まれたことが何より嬉しかったです。
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今後もみの遊学企画を定期的に開催していく予定なので、ご興味のある方はぜひご参加お待ちしております🍀
ご参加いただいた皆さま、協力してくださった皆さま、本当にありがとうございました!