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2017年09月14日(木)

文章表現の技術2017

クリエーター科の共通科目の一つに,「文章表現の技術」があります。この授業は,毎年少しづつ名前を変えつつ続いており(もちろん名前だけでなく,中身も良くなるように少しづつ変化しています),今年で5年目になります。

クリエーター科の学生が文章を書く機会は,それなりに多く,普段のレポートや課題研究論文,ブログでの情報発信などがあります。また,卒業後は申請書や報告書を書くこともあることでしょう。これらで求められるものは,分かりやすく,正確な文章です(もちろん面白い…ということが求められる場合もありますが)。このような文章は,センスがないと書けないのではないかと思われがちですが,大概の場合,いくつかのルールに気をつけるだけで,どんな文章もぐんと分かりやすいものになります。

この授業では,初回に文章作成のルールや構成の立て方,体裁,Wordの使い方などを解説します。二回目以降は1コマ目に各自でA4一枚程度の文章を書き,それを2コマ目に3枚印刷し,学生同士で交換して添削し合い,その結果をもとに修正を行うという内容となっています。

そうすると,二回目以降,教員の仕事は無いんじゃないの?と思われがちですが,私(玉木)には,修正の施された最終稿を読んで,それに修正やコメントを書き込むという仕事があります。一人あたり10–15分くらいかかるので,人数が多いとけっこうな時間がかかります。今年は履修者が12名だったので大変でした。最終的に全員分を印刷したものを履修者に配ることで,自分が指摘した点がどう改善されているのかも把握することができます。

演習の回に文章を作成している様子。1コマで書き切れ無さそうな人は,事前に構成を考えてきてもらったり,途中まで書いてきてもらったりしています

添削の様子。自分では気付かないことも,他人が見ると気付くことが多々あります

最終稿に私(玉木)が手を加えたものです。手間はかかりますが,文章を読むのはとても楽しいものです

今年は3回の文章作成・添削の演習がありました。回を重ねる毎に技術が上がっていくため,最終回になると,ほとんど直す必要のない人もいます。各自が技術の向上を実感してもらえたのではないかと思います。また,授業アンケートの回答にあったのですが,お互いの文章をじっくり読み,修正に関する意見交換をすることで,学生間での良いコミュニケーションの機会にもなっているようです。

今年,履修できなかった人は,是非とも来年度に履修してもらうと良いかと思います。わりと評判が良かったので,多分,来年度も開催されることを祈りつつ。

報告:玉木(教員)


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